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2009年11月12日 (木)

Fenix HP10

Mini_sd_605Mini_sd_604メーカーサイトでの発表から3ヶ月は経ったでしょうか、文字通り一日千秋の思いで待っておりました。CREE XR-E Q5を4AAで駆動するヘッ電です。APEXの数少ない不満の1つだったランタイムはRebelに衣替えした新Ver.でもほとんど変わらなかったことから「これがCREEだったら」とはかねてより思っておりました。Mini_sd_609フツーにヘッドバンドが付いて248g(eneloop込)・画像の装備状態で561g(GIRO ATHLONはMサイズ、いずれも実測)、各部の作りはプリのクソ真面目さからすれば若干の割りきりが感じられ、それが少々ながら重量差にも表れているようです。LEDの放熱はアルミ製ヘッド接着剤が糸ひいてる…に切られたヒトデを重ねたようなフィンPETボトルの口みたいで済ませてあるあたりを見ますと、最大出力225lumenはハナシ半分と予想されます。

Fenixは長押しを嫌ったのか?スイッチは2つに振り分けられました。ヘッド上面のスイッチを1回押し切る毎にON→OFF、点灯中にダブルクリックチトやりにくいで点滅MODEへ移行、側面のスイッチで調光4段階・点滅3パターンを切り替えます。消灯時最後に使っていた調光レベル・点滅パターンを記憶してくれますが、Turboで消灯後再点灯するとHiメーカーサイトにはHi・Loなどといった表記は無いのでいずれも本記事における便宜的なものに1段階下がります、なぜなんでしょう?スイッチは小さく、タッチは硬め。ウィンターグラブの上からでは探しにくく、指が狙いを外しやすいです。

Mini_sd_608ヘッド側のバンド受けはもっとカーブをつけて頭(ヘルメット)に合わせて欲しいですね。上下角度調節のラッチは10段階、硬めで不用意に動かないところはイイのですが雨中の自転車行では微小な光軸調整がしづらく、更に1/2段階が欲しくなりましたフリクションでいいんじゃないの?

Mini_sd_610Mini_sd_611APEXより少し横に長い程度ですがバッテリー・パックは何となく寸法以上のデカさを感じます。2本のネジ私はズボラなので開閉が面倒臭く感じるは指に痛く、形状の見直しが望まれますところどころ意味不明のインジェクション形状が見受けられるのも気になるなァ。ランプハウスとをつないでいるスパイラル・ケーブルのテンションは自身がダランとしないように引っ張っているのが判る程度でヘルメット上でのセッティングにほとんど影響しません。どうよ、Panasonic

Mini_sd_612Mini_sd_606TurboがAPEXに勝るのは当然として、Hiの120lumenが如何程か興味がありました。画像はTurbo・HiとAPEX新Ver.との比較、いずれも向かって左が本機、壁面までの距離は約20cm。パターンはCREEお決まりの目玉焼き型、OPの効果は弱くダークリングははっきり出ます。もっとザラザラでもイイように思うのですが。Hiの中心照度はAPEX旧Ver.と見た目同じくらい、調光設定はいつもどおりのFenixです。公式ランタイムデータの但し書きに注目、容量が2500mAhとありかなりアマイ数値であることが判ります。eneloop(min.1900mAh)なら単純計算でHiが5.7時間、それでもAPEXのHiはアルカリで約1.5時間だったことからすれば決して悪い数字ではありません。

Mini_sd_617Mini_sd_618Mini_sd_619Turboで5・10・20m先の路面を。個人的主観では中央のSPOTの大きさ(角度)を2倍くらいにして欲しいところですが、飛距離が犠牲になるのでしょうねェ。同社のハンディーライトを頭に載っけた感じ、湿気の多い夜は額から一筋の光が伸び、気分はウルトラセブンです。

Mini_sd_620Mini_sd_621Mini_sd_622続いてHi。夜道ではTK40に目が慣れてしまっているのでちっとも明るく見えない!目玉焼きパターン最外周の薄明かりは公道の中途半端な暗さの中ではかき消されやすいは視界がスパッと切れるように見え、違和感を覚えました。先が見通せても足元が暗いままなのは気分の良いものではなく、ハンドルバーマウント・ライトとの連携が必要です。

普段使う明るさはほとんど変わっていませんがランタイムが大幅に延びたことで日帰りツーリングでも電池切れを気にせず照射できるようになりました。しかしその一方でディテール、こと人が触れる部分のデザインは曖昧さ・詰めの甘さが残り、このあたりはプリに一日の長「R&D」と称して山に登ったきり帰ってこないような奴が開発したのがよく解るがあります。次回はLEDのパワーUPは勿論のこともっと頑丈な作りにしてくれると嬉しいな。

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【続】闇夜を照らすライト」カテゴリの記事

コメント

ご無沙汰しております。

巷で噂のライトのレポート有難うございます。

FENIXは、いったい何をしたかったのか考えさせられるモデルですね。

投稿: CZ75HRT | 2009年11月12日 (木) 22:43

CZ75HRT様、ド~モお久しぶりです。^^

Fenixはハンディーライトを頭に括りつけるバンドなんてのも出していますが、あのまんま4AA化したと思って頂いて差し支えありません。私はヘルメットとの連携を考えてコチラにしました。本機の飛び加減は通勤ペースに合います。

一言でいえば「経験不足」でしょう。徒歩で使うのなら断然Princeton Tecです。

投稿: alaris540 | 2009年11月13日 (金) 00:44

経験は買えない。

みたいなことなんでしょうか?(^^)


>>「R&D」と称して山に登ったきり帰ってこないような奴が開発

へぇ。そんなひとが(^^:イイヨーナワルイヨーナ・・・

投稿: 川端 | 2009年11月13日 (金) 09:09

適性の問題だと思います。
私のような使い方ですと本機の中途半端に多い周辺光量は対向者(車)を徒に眩惑させやすいので真ん中にそこそこ集めておいてそれ以外の角度からは点いているのが判る程度、といったパターンのほうが望ましいと感じます。

APEX新Ver.がもっと明るいかランタイムが長ければこんな浮気をせずに…そこそこ明るく、電池も持ってくれるのは有難いことなのでもうしばらくつきあってみるつもりです。

投稿: alaris540 | 2009年11月14日 (土) 00:13

やはり予想通りCREEの段付パターンのまんまでしたか。言うなればヘッデン型フラッシュライト的なモノ?
あ、でもこれXR-EじゃなくてXP-EかXP-G版が出れば結構改善されるかも。
ちょっと試した感じではXP-Gの光学系の相性は更にLuxeon(3W)のそれに近くなった・・かも。

投稿: monozof | 2009年11月14日 (土) 16:55

リフじゃなくてコリのほうが良かったのかな?
結構リフ径大きそうですから、サイズ的に換装はムリでしょうけど・・・って、弄らないですよね(^^ゞ

投稿: nob | 2009年11月15日 (日) 00:11

>XP-G
リフレクターとの相性が良さそう、と聞いておりますので期待しているところです。Dragon Plusでもいいかなァ、放熱次第でしょう。

>コリ
通販サイト等の画像では大きく見えますがリフレクター径はLD10あたりと見た目一緒です…魔改造します?^^

投稿: alaris540 | 2009年11月16日 (月) 10:40

>磨改造
リフ径が21.4mmΦくらいで、alarisさんのほうでバラせるのなら、、、
ま、もうちょっと待って、イケそうならまた考えましょう(^ ^)

投稿: nob | 2009年11月17日 (火) 19:10

エ~…ランプハウス背面の蓋は4本のネジで留まっており、開けてどこまで引っ張り出せるでしょうか、技術が無いのでなんとも。アルミ製ヘッドと樹脂筐体は接着剤でベッチャリくっついており、前からは無理そうです。

エ~、誰も見に来ないでしょうからちょっと書いちゃいましょうかね。
初代APEX記事の慎重論とは矛盾しますが…WWⅡ中、迎撃機は四発重爆に対し真正面から仕掛けたのだそうです。前面風防、或いは機首上下には動力銃塔が控え、返り討ちに遭う危険があったにもかかわらず。理由は簡単、「パイロット2人を射ち殺せばほぼ確実に撃墜出来るから」。これは一般公道にあっても同じことが言え、ヘッ電で(相手が自転車だからと見くびって右折してくる)クルマの運転手を狙い撃つことで概ね1秒早くブレーキを踏ませられるのです(イナカモノには効果無)。ヘルメットに載せて早4年、本機の抑止力には幾度となく助けられてきました。「戦場にあってはやらなければ自分がやられる」、現実は甘くありません。そして先日発表なったHP15には大いに期待です。(2013年10月20日・追記)

投稿: alaris540 | 2009年11月17日 (火) 22:44

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