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2009年9月14日 (月)

地域で老いを支えるとは

Mini_sd_526ここは因縁のグランシップ。9階会議室前のソファーにドッカと座りポンツーン地面に埋め込まれたライトアップ用照明のガードを不注意にも蹴飛ばして折れちまったのよ (ー_ーメ)を交換しているアヤシイ男が…私。昨日、インフィック主催・eかいごナビ スマイルセミナーへ行ってきました。

Mini_sd_525今回の講師は福岡にある、高齢者向け小規模施設の草分けで知られる「宅老所よりあい」代表・下村恵美子さん前日名古屋で講演された足でこちらにいらしたのだとか。遠路はるばる真に有難う御座いました、「地域で老いを支えるとは」と題してお話を頂きました。下村さんのバックボーンとなっている祖母の介護、精神病院での患者様との関わりに始まり特養での勤務経験、そして宅老所との出会いとよりあいの立ち上げに至る道のりetc.ご自身も冒頭「話すのに時間がかかる」と仰った通り^^;典型的現場人間のしゃべりが印象的髙口ゼミとのギャップは大きかったで、正味5時間はあッという間でした。

「ケアの質は規模で決まるものではない(髙口光子)」…そこが病院であれ、特養であれ、グループホームであれ、宅老所であれ「一人の人を見捨てない」が根本であり、また現場で発生する問題はどこでもその本質は同じであること、地域との連携とは「足で稼ぐ」、一人の人に会い、より良い仕事をすることにつきることよりあいの取り組みを紹介したNHK番組のエアチェックが「プロジェクターが認識できない、ノートPCのバッテリーがあがってしまった」とオサワリ程度しか観られなかったのは残念。でも現場の努力は伝わってきた、「家族的」と称する少人数の近しい関係は両刃の剣であること、介護保険もまたカネ配りの名目で役所が民間を恫喝するシステムであること私はヤクザの手先か?…等々。

当日参加者から寄せられた質問は後日「ブリコラージュ」誌へ掲載されるとのこと。うち「小規模多機能の運営を考えているが」に対しては「まずデイサービスで地域に根を下ろしてからがいいだろう。介護保険だと常に居室を埋めておかなくてはならない報酬減算を食らうのダので緊急時の対応が困難。故によりあいは介護保険を使っていない」。

現場仕事に奇術など無く、地道に、確実に続けるのみだよなァ~、と溜息を付きつつ買い物もそこそこに宇津ノ谷峠を越えたのでした。9月の自転車屋はニューモデルが入ってくる直前でそのうえ今年は展示会も遅いしね、本当に必要なパーツ類以外は特に見るものが無いってこともありますけど。

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コメント

私んトコは、いまだ父母健在、妻の父母も健在。

彼らの老後のことを考えてみると、例えば介助や介護を必要とするようなことになった場合。
幸運なことに皆わりと遠くない範囲に住んでいますので、私たちの兄弟姉妹の世帯範囲で同居も視野に出来る限り、それでも手の届かない範囲(とか書きつつも、わりと余裕のある範囲で)を介助・介護職の方々に頼るカタチに。
とーぜん、費用は要介護者含めて全員で要相談(^^ゞ

みたいなことに、わりと近々なりそうな気がします。そーいやー貯金しなきゃ(^^;


私自身の老後を考えてみると、

私たち夫婦の生活費全てが年金でまかなえ、私たちを頭に複数世代や子の世帯が同居もしくは近所に住み、それぞれが可能な範囲で要介護者(この場合は私か家内)を介護し、誰も手の届かない範囲(時間や労力的に追い詰められない範囲)でのサポートを訪問介護に委ねるのが理想。

だと、もの凄く漠然と考えています。

けれど、自分や妻が先立ちどちらかが独居となる場合も考えられますし、
娘なんか嫁に行っちゃって遠方にしか親族がいないなんてな状態もじゅーぶんあり得るので、
その場合は施設に入居するしかないだろうとも考えます。
もちろん、その時そんなお金があれば(--;


ただ、少子高齢化がマスコミ発表のような現状で進むのだと考えると、要介護人口の増加と年金配分の減少が考えられるので、、、

アレですね。定年しちゃったら早めにいなくなるほうが子供たちの為なのかも知れないんですケドね(^^;


alaris540さんは、どんな老後を想像なさってますか?

投稿: 川端 | 2009年9月15日 (火) 18:35

「未来をより良いものにするには今をより良く生きるほかない」老後は目標ではなく結果、即ち「いま」を積み重ねた果てにあるものと考えております。若干の程度の差こそあれ歳をとったから何か特別なことを、というものでも無さそうな気がしますが、原則論はさておき。

全てのケースに当てはまるわけではありませんが在宅か、施設かを決定付けるのは医療依存度よりも当事者間の「こころ」の距離、一つ屋根の下にいても意識が遠ければ「居場所も離したほうがいい(三好春樹)」のではないかとしばしば感じます。いとおしさで結びついている関係性はいざと言うとき脆いもの、そんなときは「私めにお任せを」とまだ言い切れないところに自らの未熟さを感じます。

>年金配分
「金持ちの年寄りから取るほかない(森永卓郎・要旨)」…所得の再分配は本来累進課税によって行われるべきものなのですが。今目の前で寝ていらっしゃるお年寄りが払うなけなしの保険料でやっとこさ成り立ってる私の生活ってなんだかなァ、と思わずにいられません。

投稿: alaris540 | 2009年9月16日 (水) 15:55

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