鶴舞乃城奮闘記 その1・その2
社会人になってからというもの、毎年F1ベルギーGPの声を聞く頃になりますと夏枯れを感じ…日頃自転車で走り回っている最近脚が慣れてきたのかAxiom SGもフワフワと漕げるようになったからといっても別段強健というわけではありません狂犬だったりすることはあるが、ソレは別の話、念のため。
7月8日・8月26日と、グランシップへインフィック主催・髙口光子さんのセミナーへ行ってきました。特に後者は遅番日勤早番深夜準夜1日に満たない公休日勤深夜深夜という、解る人にだけ解るキョ~レツな自身比ローテーションを乗り越え、その最後の深夜勤の後2時間ほど寝てからいつもどおり自転車を2時間走らせての参加と相成りました。絶対に居眠りなどするものか!会場入りして早々髙口さんより勿体無くも声をかけて頂きました、が、「Blogやってますよね、以前見たことがあります」…ブッ・タ・マ・ゲ・テしまいました! (/o\*) いやァ~悪いことはできないものです。
セミナーはその名も「鶴舞乃城奮闘記」。同施設の「今」が聞けるとあって今春スケジュールが発表された当初から大いに期待しておりました3月の見学会行けなかったしなァ~、トホホ。1日目は認知症ケアを軸に髙口さんの定番メニュー、そして鶴舞乃城1周年の歩みを紹介するダイジェスト・ムービーの上映。2日目がいよいよ本題、開設までの経緯に続いてムービーでも使われている画像群に沿って現在の取り組みをターミナルケア中心某所では「老健でターミナルなんて」との声もあるようだが、間違いなく時代の要請となっていくだろうにお話を戴きました。
悔し涙が止まりませんでした、2日間を通じて出た話の多くは過去に1回以上聞いたものであるにもかかわらず、いのちへの刺さり方が違いました。私の職場は髙口さんが最初に入職されたソコそのまんまの老人病院で、事務とNsが威張っていて、Drは今日明日ともしれぬお年寄りたちにワケワカラン処方を連発し上層部からの圧力らしいが、点滴は提灯の如くぶら下がり上司は「点滴祭り」と呼んでいる、紙切れ1枚で身体拘束ビシバシ、職員は公休の日数と日勤に就く人数に神経を尖らせ、行事を楽しんでいるのは上役の一部だけ、人間関係でないものに苛まれコレについてはまた後日チョコッと触れるつもり退職者は後を絶たず…私はといえばココではエラソ~なことを書いていても実際は日々の業務についていくだけでいっぱいいっぱい、避難訓練・手裏剣配膳・鳥の餌介助・寝たまま人体洗浄はひとえに同僚の足を引っ張らないようにするため、出掛け先でどんなにイイ話を聞いてもソレを伝える術も勇気もなく…こと2日目は足掛け3年間参加してきたセミナーの中で最も辛く、混乱しっぱなしの3時間余でした。
…
「そろそろ電子化できたらなァ、欲しい本はたくさんあるけど置き場所がなくって」とはいえ会場での買い物は楽しみの1つ。Tシャツ・三好春樹の「着る言葉」は氏がブリコラージュ誌などで書いた諸々が背中にびっしり記されているもので、見る人が見ればバカウケ必至 (≧∇≦)ノ)).☆ 「◎エアマットという無駄」「◎私が転職をすすめる根拠」なんぞはもっと大きく書いてもいいのでは!
Axiom SGは夜勤明けの身体に大荷物をしょっても肩や腰が痛くなりにくく、今後Alarisもポジションの見直しをしてみようか、と思いつつ夜道を戻ってきました…ア~、またあの職場に戻らなきゃ!
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