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2009年8月 6日 (木)

DOSUN D1

Mini_sd_476Mini_sd_458マルゴーでの初対面から3週間、勢いで買ってしまいましたHATTA様、納期を早めて下さいまして真に有難う御座居ますCREE MC-Eを専用Li-ionバッテリーで駆動する自転車用ライトです。画像の装備状態で重量は328g(ゴム・ベルクロバンド込、実測)。Bi-Lightと称する独特なデザインのリフレクター中央奥には階段状のギザギザが追加されており、M1で問題だった1~3m先にも光が回るようにしているみたいです。バッテリー・パックは私の大嫌いなベルクロバンド締め。ショップで見せびらかしたところ「乾電池が使えれば…」との声がありました、私もそう思います。

Mini_sd_455Mini_sd_454「どうやってHiビーム/Loビームを?」と思ったら、ナァ~ルホドネ。画像はいずれも右がHiビーム。MC-Eって繋ぎかたをダイごと任意に決められますでしょ、2・2に振り分けるとはウマイことを考えたものです、今後流行るかもしれませんナ。壁面照射画像はMini_sd_457Mini_sd_456_2壁に横付けして撮ってみました。光軸を挟んで上下方向に絶妙な照射角調節をし、更にその上はスパッと切っているのがお判り頂けますでしょうか撮影倍率違っててスミマセン

Mini_sd_467Mini_sd_466特有のパターンに加えHiビーム/Loビームもありますので今回はLoビーム時遠いほうのパターン中央が5m先の路面に来るよう光軸を調整してみました。左がLoビーム・右がHiビーム、いずれも100%。「広いけど狭い、狭いけど狭い?」2回に分けてバケツで水をブチ撒けたみたいパターンが左右非対称なのはLEDの偏芯に因るもの、ムラの多さが気になります。明るいのですがDOSUNは横方向の視界が狭まりやすくてイマイチ好きになれないのですよん横に広がるであろう部分を平面で塞いでしまっているせい?。ランプハウスは熱くなりますので消灯時は要注意。

Mini_sd_471Mini_sd_470DOSUNですので対向者(車)への防眩性についても検証せねばなりません。回転放物面リフレクターを有するNitecoreをハンドルバーに同架、眩しさを比較してみました。同機の光軸は5m先の路面、本機のセッティングは路面照射画像と同一。カメラは自転車の前方20m・地上高約1.2m、ピントは10mのマーカーに合わせてあります。左がLoビーム・右がHiビーム、いずれも100%。画像向かって左の光芒がNitecore・MAX MODE。Hiビームでも独特のリフレクターデザインが活きており、自転車用ライトの「これから」を明確に指し示している、と言えましょう。

Mini_sd_527Mini_sd_528Vienna様よりリクエストを戴きましたのでLoビームでのパターン中心を10m先に向けた画像も撮ってみました。左がLoビーム・右がHiビーム、いずれも100%。MC-Eのパワーもあってか飛距離自体はわりと出ていると思います。遠くはなっても狭いのは相変わらずですのでヘルメットマウント・ライトでカバー、でしょうか。

Mini_sd_532Mini_sd_533続いて同じ状態で正面20mから。肉眼ではLoビームはかろうじて違いが、Hiビームはフツーのライトの水平照射と変わりません。また5m・Hiビームと10m・Loビームはほぼ同じように感じられました。やはり光軸は5~7m辺りに合わせ、距離はHi/Loで調節するのがイイのではなかろうか、との印象を持ちました。(10月2日・追記)

Mini_sd_465Mini_sd_453「言いたいことは解るが…」ハンドルバー・ブラケットはAHEADステムのオープンクランプをまたぐ独特のデザイン、お願いだからゴムバンドだけはヤメテクレ!31.75mmΦでは千切れやしないか心配固縛力が弱く、路面からのショックでランプハウスはいつもガタガタ。スイッチはヘッドを押さえた上でもちろん力の入れ過ぎはイケナイそっと押すOFF長押しは「気分0.5秒」、というかなり以上に繊細な操作が求められます、タッチ自体はM1・H1より良くなっているのに。こんな調子ですからHiビーム/Loビーム切り替えに至ってはランプハウスをドツいたほうが早いとキています、チョ~トホホ!こりゃタイラップかなァ公式サイトではMTBに載っけていますがああいった使い方には耐えられないのでは?ど真ん中に持ってくるのならTOPEAK方式でも良さそうな気がするのですが。一方のヘルメット・マウントはパイプ24.9mmΦをマウントする、独Lupineと同じ方式。ヘルメットからライトが高く浮いて間が抜けてしまうプリミティブさが好きにはなれません。こちらもゴムバンド故頭の動きでランプハウスが揺すぶられかなり以上にキモチワルイ…ただし同社に限らずハンドルバーに取り付ける機種の多くが搭載可能ですので1つ持っていると遊べるかもしれません。

10W HIDに比肩する明るさとランタイムが約半分の重量と値段で得られるのはまさに技術の進歩。またMC-E搭載で短期間にバージョンUPしてきたことはライバルメーカーにとって充分以上に脅威たりえることでしょう。ただし製品としては習作の域を出ず、未消化ぶりばかりが目に付きました。更なる配光の改善とブラケットの強化に期待。

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【続】闇夜を照らすライト」カテゴリの記事

コメント

ふむ、もうちょい歩道側は横に広げても良さそうかも。
しかし光軸は公道用を目指した甲斐があったようで全っ然違いますね。いや、本来こうでなくてはならないのだ。(てか、私のスクーターよりすでにマトモっぽい)

うん、もう2世代くらい進化して更に配光改善されれば公道走行用車両として車検があったとしても通りそうなくらい。

が・・・現時点一番の問題点は操作性にありましたか!龍に目玉書き忘れた・・なオチ?
個人的にはこぉラフに扱えるレバーで上下か、ワイヤーで手元にシーソースイッチ配置が理想。

投稿: monozof | 2009年8月 6日 (木) 08:52

「ガッチリ固定できればかなり良い」みたいなカンジで読みましたけれど、

明るさも重量も、あとランタイムも技術の進化を感じさせるし、開発の方向性としては悪くないけれど、このライトそのものについてはどーにもツメが甘い。よって、あまりアタリとは思えない。みたいなカンジかしら?


けど、アレですね。

自転車用って自分じゃ圏外だったりするので、主にこちらで情報仕入れてるんですね。んで、正直あんま「ライトマニアのお眼鏡にも適う」的な進化ってしていないのかと思っていたんですが、ちゃんと技術を取り込んで進化もしてるんですね。

だったら、そのうちホントに辛口(私見m(_ _)m)alaris540さんでも「コレは大アタリっ!」ってなレビューの機種が出てくるのかも知れませんね~(^^)

投稿: 川端 | 2009年8月 6日 (木) 17:31

小生も入手して、明るいことは明るいのだけど配光のムラ、特にレギュラービーム時の近場とそれ以遠の間のダークスポットが気になってました。個体差なのかなと思っていましたが、写真を拝見する限り仕様のようですね。もう少し煮詰めてほしかったところです。レギュラーとブライトの切替も発光させるダイ数を2個か4個かで配光を変えるという点はユニークではありますが、ランタイムから消費電力を割り出してざっと計算をしたところ、レギュラー(2ダイ)で15.5h@170lm、7.75h@240lm、4.5h@310lm、ブライト(4ダイ)で11.5h@270lm、5.75h@390lm、3.5h@500lmとなり、明るさとランタイムのバランスという点では2個だけを光らせるメリットは無いように思います(計算間違いかも・・)。
ちなみにゴムバンドは25.4mmバーに真ん中の穴で留めていてちょうど良いですが、オーバーサイズだと一番端でも巻けないですか?

投稿: Vienna | 2009年8月 7日 (金) 00:45

皆様、コメント有難う御座居ます。

>スクーター
Dioのリフレクターはイイですヨ。

>個人的~理想
自転車は指切りグラブを使うこともありますのでその発熱を考えますとスイッチング・ユニットは独立していると安心です、雨水さえ入らなければ。

>大アタリ
本機はそのきっかけを掴みかけた、まではいってると思います。

>間のダークスポット
まだ良くなったほうです。あの階段状のギザギザが横に広がったらどうなるのか興味があります。

>ダイ数
原付ヘッドライト用の電球もHiビーム/Loビームとで個別にフィラメントを設けており、やっていることは一緒です。ランタイムがほとんど変わらないのはなんとなく損した気分?

>ゴムバンド
無理かと思った31.75mmΦも巻くことは可能です(確認のうえ親記事の表現直しました)が、あんなに引っ張ッちゃってイイのか!?cropsのトラウマ…が。

本機もすり割り式クランプを採用して欲しかったところ、本件についてはS1でまたチョコッと書くつもりです。

投稿: alaris540 | 2009年8月 7日 (金) 12:46

こんばんは。
リクエストに応えていただきありがとうございます。

>遠くはなっても狭い

遠くもワイドにということだと、懐中電灯が思いつきますが、遠くなるほど光の密度も下がるので暗くしか照らせず、実質ほとんど照明としての意味が無いのでは?円すい配光でないにしても遠くもワイドにというのは相当な光量が必要になりますので電源が厳しいでしょうね。一つの案としてはDOSUNのようなライトを2連装し、それぞれ微妙に外側に向けてオフセットすることでしょうか。

ついでながら、ふと思ったのですが、ライトの眩しさの評価は実際の使用場面を想定すると、少しオフセットした方がいいのではないでしょうか。対向する交通は狭い路地などはともかく、2車線で2m以上、片側2車線あるような道路では5m以上は横をすれ違うからです。


投稿: Vienna | 2009年10月 7日 (水) 21:26

Vienna様、ド~モです。

>遠くもワイド
ハイ、原付でもパワーは相当なものです。
D1の場合リフレクターを素直に横長にすれば配光はかなり改善されるものと想像しますが、ハンドルバー上にマウントするアクセサリーはあまり横幅を広げたくありません。それでも1.5倍くらいなら許容範囲内?

>微妙に外側に向けてオフセット
近年登場しているLED多発機はCATEYEとPrinceton Tecがコリメーターをフロスト処理にしているくらいで、各社ともまだそこまで思い切った試みはなされていないようです。やってもイイと思うのですが。

>横をすれ違う
20mこそテキトーに決めましたが、遠方から近づきつつある状況をイメージして撮りました。常に画像に見る「いちばん眩しい状態」にはならないものの、自転車の場合ハンドルがふらついてライトだけ正面、なんてこともありますのでデータとしては必要かなァ、と思いまして。

撮影中自転車の周囲を歩き回って見た限りにおいては闇雲に光軸を遠くしなければそこはDOSUNですのでM1・D1・S1ともわりと明るいものが近づいてくる、といった風情でいきなり光が目に刺さってくるような物騒さはありませんでした。

撮影地は路肩がありませんので光軸中心から大きく外れた角度の撮影は困難ですが、機会あれば、と思います。

投稿: alaris540 | 2009年10月 8日 (木) 12:56

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