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2008年11月27日 (木)

See-Through

YMO結成30周年に絡めた話を。

Mini_sd_181_2See-Throughは1983年7月27日発売のシングル「過激な淑女中森明菜に提供されたが不採用に終わり、結局自分達で歌うことになった曰く付きの曲」B面、同年12月14日発売のアルバム「SERVICE」に先行して収録された曲ですHMO版。「おじさんアイドル」のオチャラケと呼ぶにはなかなかどうして洗練された音作りが印象的で、歌詞が反復されるあたりはバンドのコンセプトを反映したものと言えましょうテクノといえば「反復の快感」が作曲の発想でもあった。曲後半でクラッシュシンバルが多用されているのはYMOのスタジオ録音盤では珍しいと思います。

P.バラカン氏の歌詞は過激な淑女のソレを英訳したような内容で、耽美的世界はそのまんま。なお「You're so clever at hiding your guilt(悪いことをしても君は隠すのが上手だね)」「We're still running round in circles(ぼくらはぐるぐる回っているだけオムツ交換やバイタルチェック等で病棟・フロアを回ることをギョーカイ用語で『ラウンド』という。老健・特養の建物は徘徊に対応すべく廊下が環状にループしているところが多い)」を看介護職の前で歌うと「ケンカウットンノカ!」になります。どっかにオケないかなァ、いつか歌ってやりたい。

画像は1993年発売のシングルコレクション・「CUBIC-YMO Single BOX」の復刻版。ジャケットはオリジナルEPの完全再現ではなく、茶色の紙に印刷することであたかも退色したような加工がなされており「それッて意味あんのか?」。それにしても3人の顔が若い!

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2008年11月25日 (火)

望遠鏡でレーシング?

期間限定カキコのつもりでしたが勿体無くもコメントを戴いてしまいましたので記事として独立・再構成することにしました。

ケンコーが来たる12月20日よりWillam Optic社製フェラーリ60周年記念望遠鏡・双眼鏡を発売します。私はケンコーのことだから自社扱いの安物望遠鏡を赤く塗っただけかと思っていたら、EDレンズといい微動付きピントノブといいかなり以上に真面目な製品のようです、シツレーシマシタ。このバックパックなんか普段から目立ちたい人にピッタリでしょ望遠鏡の使用頻度など知れたもの。コルナゴがカーボンコンポジットの製造技術でフェラーリと提携していることは自転車乗りの間でよく知られていますが、ビジオ双眼鏡のカーボンパーツはホントにフェラーリなのかなァ?ゼニススター望遠鏡の鏡筒もタカハシに対抗して!?カーボンで作ればプレミア度が上がるのでは。

望遠鏡でレーシング…発想の貧困な私はメシエマラソンしか思いつきませんでした。

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2008年11月19日 (水)

LED LENSER X21

おかげさまをもちまして本記事への総アクセス数が2000を突破しましたBlogトップ・カテゴリートップ含む。ご愛顧真に有難う御座います。m(_ _)m

わッはッは、幸せじゃァ!98k様風に

Mini_sd_180Mini_sd_169本機の検索でいらした皆様、たいへん長らくお待たせしましたえッ、誰も待ってないって?。話題のLENSERフラッグシップ・モデル、CREE XR-E+フロッグアイ・7連装を4Dで駆動する懐中!?電灯です。全長395.5mm(最短)、ヘッド径95.3mmΦ、ボディー径38.8mmΦ、重量1371g(電池込、Mini_sd_168Mini_sd_167_4ショルダーストラップ別、何れも実測)。やたらデカくて重いのですが、「な・ぜ・か」ソレに納得させられてしまうのは魔力ですね。

Mini_sd_165Mini_sd_161照射角調節機構はTシリーズと同じ直進式。伸ばしてSPOT・縮めてWIDE、ガッタガタですぐ斜めにコジッてしまいますヘリコイド式は機構が複雑化するのだ。最SPOTのダークスポットが消失するのは約40cm以遠。ローレットが滑るため、ショルダーストラップはいつも付けておいたほうがよさそうですストラップ受けのバンドがスイッチを操作する手と喧嘩するのが癪。首根っこをもっと絞ることでスイッチより更にヘッド側からストラップを差し出せるとイイのだが。スイッチもT7と同様、押し切りを繰り返すことでLo→Hi→OFF、どの状態からも半押しでBoost。本機のスイッチはストローク、特に点灯中Boostに入ってから次のドライブMODEに切り替わる「カッチン」までの間が長いせいもあって操作がサクサクとはいかず、指につい力が入ってしまいます。スイッチの頭はもう少し引っ込んでいて欲しいところ、デイバッグの中で誤点灯を誘発します。あと電池のカタつきが耳障りですのでこれまたいつもどおり紙でも巻いておきましょう。

Mini_sd_160Mini_sd_159単発のT7とのあまり意味の無い比較、両者ともHi、壁面までの距離は約20cm。最SPOTはおろか最WIDEでもトンでしまい、画像上で実力差が判り難いのは御容赦を。本機ももう少しWIDE側が欲しいところですが…明るいから、ま、いっか♪

Mini_sd_175Mini_sd_174Mini_sd_173路面照射画像は単なるジョークです。いずれもHi、左から最SPOT・ダークスポットが目立たないギリギリ・最WIDE。B7だなんてセコイモノ作ってないで早く本機の自転車版を出して下さい!こんなカンジなおハンドルバーへは無印CREE用ブラケットでくくり付けていますが、もちろん撮影限定、絶対に走れません。「ヤジロベエで前輪ハブ軸へ…」なんて考えてる私ってバカ?

Mini_sd_176コレも皆様興味がおありでしょう、光軸を目一杯遠くしてみました。画像では数十m先で光束が途切れているかのように見えますが、実はスゴイ飛距離自身比が出ています。ただし個々のレンズ自体はP5と見た目一緒で、キョ~アクに飛ばしている感じはありません、「明るさ相応に届いている」とでも申しましょうか。

正直言って使いどころが難しいOFF会限定!?ライトです。作りがもっと頑丈なら地元の消防団にでも奨められるのですが…たぶんに鑑賞的要素を含み、ラフな使用条件に向かないのはLENSER恒例だったりします。

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2008年11月18日 (火)

LED LENSER P5

Mini_sd_164Mini_sd_162幕張での初対面から2ヵ月半、昨日納品と相成りました。どうもLENSERの1AA+照射角調節とくると購入後間もなく接触不良を起こして点かなくなってしまったFocus 19のトラウマが…T5衣替え版です。全長114.9mm(最短)、ヘッド径25.9mmΦ、ボディー径18.4mmΦ、重量82g(電池込、ストラップ別、いずれも実測)。ヘッド段差部のラインと、ローレットよく滑るの違いだけで随分印象が変わるものですが、中身は概ね一緒だったりします。「オムスビ」ことSANYO LK-H303A BCへは実用上差し支えないギリギリ、と言ったところですたぶんP6

照射角調節機構はフリクションが足らずスカスカ個体差あり?、タクティカル押しの際不用意に動いてしまうことも。テールプッシュ・スイッチは触るとカチャカチャいうほどガタが大きく、テールキャップのネジもガリガリ納品時切り粉がたまっていたMini_sd_163とお洒落な梱包とは裏腹にあちこち安っぽさが目に付きますコレでOHM CL-10SV3本分、ときている。調光機能はありません。ランヤード・リングがスイッチを押す指に引っかかりやすいのはいつもどおり。

Mini_sd_157Mini_sd_158Mini_sd_156T7(Hi)と最SPOT・最WIDE、そして最SPOTの本機とL1D CE(Turbo MODE)をそれぞれ照射比較してみました。いずれも壁面までの距離は約20cm。T7より明るく見えるのは光色のせいもあるのかな?至近距離ではほとんど差を感じません。リフレクターが自然なパターンを得やすいのは「そりゃそうでしょ」と言うことで。欲を言えばWIDE側にもう少しストロークがありますとパターンがより均一になり、手元の作業性を高められるのでは。1AAライトとしてはパワー重視に振っているのがお判り頂けることと思います。

Mini_sd_170Mini_sd_171Mini_sd_1722AAのP6のほうが屋外向けだと思いますが、と言いつつも…ハンドルバー上から5m先の路面を、左から最SPOT・ダークスポットが目立たないギリギリ・最WIDE。こういった条件ですと4セルのT7とは電源のパワー差が明らかです。遠方ほどダークスポットの発生しない調節範囲が狭くなるところはTシリーズと一緒です。

Mini_sd_177Mini_sd_178Mini_sd_179そしてこちらは前輪ハブ軸から、フロッグアイと自転車は相性がよくありませんね。

介護職のフロア巡視は見るポイントが決まっていますのでランタイムが気になる1AAライトでも間欠点灯を多用することで電池を節約できますが、点けたままユニフォームのポケットに放り込むこともあることから発熱のことを考えても本機にこそ半押しBoostが欲しかった。「原材料価格高騰の影響をモロに受けた(HATTA様・要旨)」とは言ってもまァ、ソレは承知の上でT5をパスしたワケですけどFenixを見た後では値段不相応の出来、と思わずにいられません。

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2008年11月14日 (金)

Black Diamond Icon

Mini_sd_132Mini_sd_131G3様の記事を見てOLIGHTFenixの後さかいやスポーツで買いました。LEDをCREE XR-E(まだ黄栗)に換装したバージョンUP版です。重量は203g(eneloop込、実測)、電池が1本少ない分APEXよりは軽快感があります。

Mini_sd_128スイッチは押し切りを繰り返すことで5mm→OFF→CREE→OFF→5mm…、半押しでそれぞれが3段階調光。電源OFFから一定時間をおいてから再びスイッチを押すと消灯前に使っていたほうのLEDが点くあたり、スイッチを1つで済ませる工夫が見て取れます。「カッチン」とストローク感がしっかりあるタッチはPrinceton Tecにも欲しいところ。上下角度調節のラッチは「クトッ、クトッ」という感触で、真下に向けようとするとスパイラル・ケーブルに引っぱられて戻ってしまいます、トホホ。

Mini_sd_120「何て自然な、見やすいパターンなんだろう」とAPEXユーザーとしては羨ましく思ってしまったり。私のがたまたまそうなのかな?かなり黄色いです。両者ともHi、壁面までの距離は約20cm。CREEといっても中心照度はゾッとするようなものではなく、ほどほどに駆動している感じですヒートシンクがランプハウスに閉じ込められているせいか?APEXのオーバードライブが発表当時如何に過激だったかが解ろうもの。ダークリングは「まァ、こんなもんでしょ」。

Mini_sd_123Mini_sd_1245m先・目一杯遠くの路面を照らしてみました。同じCREEを使うAAライトよりリフレクターが大きく、深さもあることからSPOTがややきつく感じられるものの、周辺光量はそこそこありますのでさほど狭くは感じない、かな。特別遠射向けというわけではありませんが、夜の公道で辺りを見回すには十分な飛距離が出ています。

が、かといってAPEXをヘルメットから降ろす気にはなれません。

Mini_sd_130Mini_sd_129最大の理由はバッテリーパック。ペコペコの蓋は本体のツメをスリットに引っかけてネジで締めるもので、パッキンがありません。またこのネジのマイナス頭は樹脂製で、締め切った際蓋の座グリにちょっと引っ込むようになっていますので鍵やコインで回しにくく蓋へ傷を付けやすい、ナメやすいので注意が必要です。山屋が手掛けた製品とは思えませんねェ。

プリのクソ真面目さを知る者としては本機を日々使うのに不安があり、イロモノの域を出ない感があります。あとちょっとの気遣いでイイモノになるのになァ、惜しい。

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2008年11月 8日 (土)

CYCLE MODE International 2008見てある記

Mini_sd_153待ちに待ったCYCLE MODE、また夜勤明けの強行軍で幕張へ行ってきました。ショップのオヤジから「昼飯代ぶんにはなるでしょ」と勿体無くも招待券オヤジは「あんな展示会で入場料が1200円かよ」ともを戴き「さァ食うゾ!」目的が違う

見るトコ少ねェ~!と言いつつ会場を4時間歩き回りました。

Mini_sd_152太ッ!前作よりデカくなってないか!?」のエルゴパワー・ウルトラシフト。このデザインで他社よりシマノ互換ノーマルレバーシフトメカが付いてないヤツねが出たら今使っている旧D/Aもゴミ箱行き、と思っていただけに超が付くほど残念。7900 D/Aデュアルコントロールレバーもやたら太く、手の小さい人には酷な設計です。

Mini_sd_138Mini_sd_137ライトの展示が低調な中一人気を吐いていたのがcrops、昨年の本展で話が出ていたNRX25の後継機・NRX35NRX30買いましたを持ってきました。今更ながらの3W Luxeon→SSC P4を4AA(eneloop可)で駆動、ランプハウスをポリカーボネイトで覆うことでライダーの火傷を防止、ブラケットを同社他機と共通化、発表当時から不満の声が多かったバッテリーブラケットはボトルケージ台座に共締め…と、F4U-1Aを思わせる改良が重ねられ「どうにか使える形」に近づきました。NRX35の、ランプハウス裏側に移設された電源スイッチは非常に小さく、特に冬場は操作が煩わしくなるのでは。「ロード・MTBが持つスタイル性を損なわないように」とハンドルバー前面にランプハウスが来るようにしたデザインはシフト・ブレーキケーブルとの干渉が問題で、Mini_sd_139Mini_sd_140デモ機もブラケットからの着脱にいちいち向きを変えケーブルを避けながら行う有様。私はUB16-40ユニバーサル・バンドの締め付けトルクが如何程か知りませんが、ランプハウスがお辞儀しないよう長期の使用ではネジの増し締めが必要になるかもしれません。NRX30がSPOTやや強めであるのに対し、NRX35はTOPEAKの5Wによく似たボヨ~ンな明るさ・パターンです勘弁してくれ。エンジニアは「(NiteRiderのように)テールライトと電源を共有できるようにしたい」と話していましたケーブルの取り回しが鬱陶しいゼ。このほか同社ブースには蓄電機能付きハブダイナモライトも展示されていましたが、アピールが非常に弱く「売る気あんのか?」。

Mini_sd_144スミマセン、パンフを置き忘れてきました、のPanasonic NL-822P。スイッチは相変わらずの長押し、防水性は…いつも通り言い訳程度ですね。そのカラーバリエーションで問屋を泣かせること必至でしょう。そして自社のオキシライド不可、トホホだと思いません?今年はいつもの営業さんがエンジニアを呼んでくれ、私が会場に持ち込んだPrinceton Tec EOSやBlack Diamond Iconを交えてスイッチの操作法、大きさ、位置、ストローク、防水性やクリアパネルのデザインについて突っ込んだ話ができました。Panasonicは電源に単4を使うことでライトを小型化させつつも一般ユーザー市場を意識してランタイムをかなり気にしているようでした≒ロクな明るさにはならない。ランタイムについてはcropsでも同じ声が出たが、それなら少々大きくなっても単3にすべきでは。またNL-920Pのシートポスト取付け時の内股接触問題については「ブラケットのインジェクションを見直せ、もっとシートポストから遠ざけろ」と申し入れておきました。

Mini_sd_141CATEYEは特に見るものがありませんでしたこれまた今更の感が…のHL-EL830来年2~3月発売予定。画像は以前も書いたHL-EL010。公称ランタイム15時間はハッタリもいいとこ!450カンデラとありましたのでLEDはたぶん0.5W相当、レンズで目一杯真ん中に集めたパターンでした。

Mini_sd_149Bikeguyのプロトタイプ・F-1R(左)とR-3(右)。前者はこの明るさで専用の充電システム付きというのはちょっとねェ~。後者についてはここでも内股問題を訴え、ブラケットの再設計を申し入れました。自転車で横幅を演出するのは極めて重要であるが故に、この横長デザインを活かしたいのですよッ。

意外だったのはSUREFIREの代理店が来ていたこと。ハンドルバーにGBT ACEⅢ・ベルクロブラケットでくくり付けている様はアカリセンターと見まごう程でした。

Mini_sd_146Mini_sd_145ハブダイナモライトは特に新しい提案は見当たりませんでしたどこかB&Mを出展しないかなァ~。こちらはシマノ、光源はこれまた今更ながらのサイド・エミッター型LED、照度だけならAPEXが勝ります。テールライトは樹脂製フェンダー一体型、キワモノ感は拭えません。

Mini_sd_147東京サンエスの新型ドロップバー・J-carbon nextを後ろから見たところ。流行のフラットトップ・ドロップバーは補助ブレーキレバーに対する適性が無く構造上平行部分にしか付けられないので内側に寄る分レバーが遠くなる。そのうえ左右ブレーキから差し出されるケーブル同士、更にハンドルバー前側でクランプネジを締めるアクセサリー・ブラケットとが干渉しあう、本機もメーター等アクセサリー取り付けに最低限の配慮を示してみせた、という程度でしかありません。クランプ(平行)部分の幅を広げると「カーボンの軽さが活かせない」と言い訳してきたに対し、私は「だったらエイドアームのロングレバー・バージョンでも作らんかい」とハッタリにはハッタリで斬り返しておきました。アーチ長の異なるサイドプル・ブレーキを何バージョンも売り出しているサンエスに出来ないわけがありません。

RITEWAYはシューズカバーどころかBBB自体を持ってきていませんでした、騙されたァーッ!InterMaxのブースでWRのシートポストが待てど暮らせど来ない、と文句を言ったところ「向こうは夏の2ヶ月(バカンスで)動かないので来るとしたらこれからだろう」。

Mini_sd_143Mini_sd_142GIRO E2の後継機、かな?ATHLONです。デザインがおとなしくなり、キノコ頭度も若干軽減してるみたい。後頭部はこんな感じ。最近のヘルメットはキャプテン翼の後髪のようにツンツンしたものが多く、ヘッ電のセパレート式バッテリーパックの収まりが悪いのが難点。本機はまだマシなほうですが、それでもベルクロバンドのまわし方には一工夫が必要になるかも。緩みやすいストラップ・すぐ開いてしまうバックルは従来のままでした買いました

Mini_sd_150メットネタをもう1つ、UVEXのヘルメット用マーカーライトです。白と赤の2種類があり、それぞれ専用ブラケットで…つまり同社製ヘルメットにしか付けられません、売れないだろうなァ。付いている様自体はスマートなのですが。

Mini_sd_136パールイズミのウィンターグラブにはBG張りの手のひらパッドが付きました。縫い目から風が入る問題を訴えたところ「初めて聞いた、私は経験がない」などとホザき、その現場感覚の無さに呆れさせられました。また「ボンディングやシームテープは指の動きを妨げるので現状では有効な対策が無い」とも、当分の間同社からマットウな製品は出ないと思います。

「頼んでも来ないモノ見せられてもなァ」…ギョーカイに蔓延する納期遅滞問題は極めて深刻で、'09モデルが来年5月!と言われているGIANTが来なかったのは叩かれるのを恐れて、なワケないかGIANT抜きのCYCLE MODEが「国内最大級」を自称できるわけがない、きっぱりと。そしてMini_sd_154「必要とされているものを売れば客が喜ぶ」原則をスッ飛ばして枠組みがドーノ、スタイルがドーノ、と小田原評定を繰り返す駅前閉店街と同じ現象がおきつつある、と憂慮の念を禁じ得ませんでした。

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2008年11月 4日 (火)

YPK カフェ2.0#2

キーシリンダーのカバーが全てスッ飛んでしまった'06モデルがいつ使えなくなってもいいようにまだまだ十分使えます、と'08モデルを買いました行きつけのショップのオヤジが本機に関心を持ち出した頃私が実物を見せたのが後押しとなって仕入れてくれた、とのこと。有難う御座います、とちょっと得意になってみる。基本構成こそ一緒ですが2年でディテールがあちこち変わりましたので改めて記事を立てることにしました。

Mini_sd_134'07モデルで巨大化したキーシリンダーは若干スリムになったものの、まだ「何とかならんのか」感が残ります。鍵穴にスライド式樹脂製カバーが付いたのも変更点、まずコレが壊れそうですね。鍵は'06と'07の折衷型、'07はディンプルだけだったのが'08では'06にドリルをモミツケたような形状になりました。ピッキングに強くなった、のかな?LEDライトは廃止されました。

Mini_sd_133長いワイヤー鍵は回しづらさから敬遠される傾向あり?ことYPKは構造上あちこち引っかかりやすく、加えてワイヤー被服の滑りにくさ購入当初は特に著明。寒さで硬化しやすいのも難点と相まって駐輪のたびにイライラさせられます。パーツ形状は一部見直されているものの、それぞれがほんの少し大型化したぶん駐輪場所を選ぶコイツラのせいでワイヤーを通せない場合がある。テクニック次第ではあるけどさ傾向はやや強まったように感じられます。それから私の場合、使わないときは折り曲げて尻ポケットに突っ込みますので付属の結束用ベルクロバンドは使いません御丁寧に2本も付けてくれちゃってからに…

カラーバリエーションが増えたようですが、通勤で使う御仁にはやはり黒がお奨め。長期の使用ではどうしても避けられない被服のひび割れが目立ちませんので。

独特のクセからくる使いにくさが常に付きまとうとはいえ、両輪とフレームのロックを1本で済ませることができるついでにサドルレールにも、とはなかなかいかないがメリットは大きく、駐輪時の施錠を習慣付けるにはこの位がちょうどいいのかなァ、と一人勝手に思っております。追記:本機の'09モデルも「今あるものだけ」みたいです、見たときが買いどきですよッ!

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