危機管理産業展2008みてある記
去る8日、2年ぶりに危機管理産業展へ行ってきました。目を惹いたものを幾つか紹介していきましょう…
98k様向き?出口の近くにデ~ンと鎮座していたメルセデス・ベンツU4000。2枚目の画像に注目、フレームごと捩れる!ことでサスペンションだけではカバーしきれない起伏も乗り越えられるのだとか。カーキグリーンはもちろん軍隊仕様、一般向けは赤や黄色になるようです。ベンツなのに輸入元が違うのも「へ~ェ」。そしてこちらはスノーピークのブースに展示されていた野外炊具セット、この辺はフツーにアウトドアグッズですね。
マスク、陰圧エアーテント、二酸化塩素系除菌・消臭剤、隔離搬送装置、遺体安置バッグ…今年は新型インフルエンザ対策用品の出展が目立ちました。その中で普段の仕事に使えソ~なのがテクニメッド(荏原実業・扱)の非接触式赤外線体温計「サーモフォーカス」。以前SARSウィルスが流行したとき空港で入国者の体温チェックに使われたのがコレだそうです知りませんでした。電源は4AAAでやたらデッカく、値段もそこいらの電子体温計の10倍もするそうですが、測定が3秒でできるので「10本分の仕事はできると思う」とのこといちいちアル綿で拭く必要もありませんし。これで血圧と脈拍も測れれば完璧なのになァ~。
ライトの展示は一昨年よりかなり減りました。その中で元気だったのはワーズインクが持ってきたSTREAMLIGHT。ヘッ電のアルゴ、スティンガーLED、ファイアーバルカンLED、Jr LED…など。アルゴはリフレクター径のわりには小さくまとまっており、そのうち買ってしまうかも知れません。GERBERはサイドワインダーのチカチカが目立っていたほかは非常に地味でしたハイパーライトは来てなかったなァ。ペリカンのブースも活気が感じられませんでした。
そしてこちらは畑屋製作所のLED防爆ケータイランプPEP-03D。前面ガードがものものしさを感じさせます、が、自称3W LEDは「TEKTITEジャネェノ!?」のサイドエミッター型、明るさもその程度でした。用途が特殊とはいえこれで42,000円とはかなり以上にトホホです。隣は懐かしのSF-101。
コレも「使い方次第なのかなァ」のセグウェイ。エアジープといいアメリカ人はこのテの道楽が好きですねェ。ハンドルバー周りに搭載しているのはAEDとSANYO LK-K400A。保険がドーノ、日本では法整備がドーノ、などと公式サイトにはゴチャゴチャ書いてありますが、テメェの二本脚で歩いちゃいけないの!?自転車があるだろう!?思わずにはいられません。それから営業さん、ヘルメットをアミダにかぶっちゃイケマセンよッ!
アマチュア天文家の間ではセレストロンの天体望遠鏡輸入元で知られるタスコ・ジャパンのブースにあったサイトロンのダットサイト。ボレーのタクティカル・ゴーグルやBushnellのライフルスコープもワンサカ展示されていました。同扱のSAFARI双眼鏡は内面反射がひどく「使えねェ!」。
大明企画(船山株式会社・扱)の背負い型搬送ベルト「らくらくおんぶ」。自称認知症病棟である私の部署に導入されたら職員が一日中患者様を背負わされそう!これで徘徊検知センサーも要らなくなる!?この表現は誇張ではない
富士通H GRADEシリーズ同社は「本格ライティングギア」と呼んでいるにヘッ電があったとは知りませんでした。砲弾型LED2発なのも、慣性モーメントが大きくなるデザインも「機能にこだわり原点に帰った」のか?そして右は同じくコクヨS&Tのブースにあった非常持ち出し品セット。何でもあればいいってモンじゃありませんが、これだけあれば現場でかなりの対応ができそうな気がする。ちなみに当院の非常持ち出し品袋には三菱の安物ヘッ電とタオルとアル綿と延長コードしか入っていません、トホホ。
道路運送車両法の改正により警察へ届け出ることで自主防犯パトロールに青色回転灯が使えるようになったのはご存知の通り。パトライトからウサギ型デザインが登場しました、どんな形をしていようがその光で人を威圧するところは一緒ですが「市民生活に冷戦構造を持ち込む」とはまさにこのこと。光源にLEDを使う製品が増えているようです。
閉館ギリギリに寄った、松永製作所の車椅子についていたハイポリマータイヤ。3.5気圧相当で、ガラスや金属の破片が散らばる中での搬送でもパンクの心配がありません。また空気圧の管理が不要で、一度マウントのセッティングを決めてしまえばブレーキの利きも変わりませんのでポリマー並み三好ゼミを受けたことのある人にだけ解るギャグのオバチャン介護でも安心です。「タイヤの単品注文は出来るか」の質問に営業さんは言葉を濁していました…なお画像の車椅子は57,000円、原価はもっと安い筈なのにボッてるなァ。
いきなり戦争が始まりそうな兵器・諸装備は「テロ対策特殊装備展」に、以前は同一会場内だった「アスベスト対策環境展」もそれぞれ会場が独立特別併催企画展であるところは一緒したことから本展はイロモノが減りより堅実な内容になっておりました。平日開催なのがネックではありますが、防犯・防災は誰もが何らかの形で関わるテーマですので、一度足を運んでみることをお勧めします。
…
「東京へ行ってみるものですねェ」のオマケ画像を、BMW東京ショールームで催された日本GP直前イベントに登場したBMW Sauber F1.08とR.クビサ・N.ハイドフェルド両選手写ってはいないがこの更に右隣にM.タイセン氏もいた。ケータイのデジタルズームで画像が粗くてスミマセン。実は私、F1マシン・F1ドライバーを生でガラス越しだけど見たのは初めてです。残念ながら3氏が何を話しているのか外からでは全く判りませんでした。外にスピーカーの1つも出しといてくれればショールームを取り囲んだファン達も喜んだだろうに、背広組ッてェのはどうしてそういうところが解らないのかねェ。
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コメント
うーむ、ベンツのトラックいいですね。
ウニモグも欲しいと思ってたのですが、
なにせお値段が・・・
ゲレンデワーゲンさえ買えないので・・・ううっ
で、東京はいかがでした?
やはりダホンでアキバとかアメ横とかを・・・
投稿: 98k | 2008年10月12日 (日) 23:54
緊急地震速報が発報されると98k様がウニモグで発進…ナントカ防衛軍みたい♪これで陸自野外炊具1号があれば完璧ですね!
今回は何も持って行かず、BMWのイベントに寄っただけで帰ってきました。新型ライトが入荷する頃DAHONで繰り出してみようと思っているところです。
投稿: alaris540 | 2008年10月13日 (月) 14:12