OHM電機 CL-30BK/CL-10SV
以前「ただ点」でチョコッとその名前が出ていたOHMの何タラがコレのことでしょうか?近所のホームセンターにたくさんぶら下がっていたのを見て衝動買いました。CREE XR-Eをそれぞれ2C・2AAで駆動する懐中電灯、両機ともコリメーター集光です。CL-30BKは全長191mm、ヘッド径41.9mmΦ、ボディー径31.8mmΦ、重量305.5g(電池込、ストラップ別)。一方のCL-10SVは全長175mm、ヘッド径32.8mmΦ、ボディー径22.3mmΦ、重量160g(電池込、ストラップ別、いずれも実測)。防滴を謳うライトは多かれどもIPX-2 Standardを明記しているのは珍しいのではないでしょうか。外観はSF-301、もしくは同機を単2に合わせて太くした感じ。 ヘッドのローレットは画像のとおり地ベタにかすりもしません!テールキャップのローレットボールエンドミルのカッターマークが斜めについており、かなりの速さで送ったと思われる。そこまで急がないと儲けにならないのだろうかが何とかかかって止まるかな?といったところで、傾いたところではどこまでもコロコロ転がっていきます、トホホ。首根っこのスイッチは押し切ってON/OFF、バネはやや硬めで、CL-30BKの場合「ちょっと大きく、重いものを扱っている」印象を増幅させている、かな。
THE MOONねェ、言われてみれば確かにガスった空に月が昇ったよう…なぜか公称1.0WのCL-10SVのほうが明るい!CL-30BKのダークスポットが消失するのは約1m以遠。ムーンパターンの収束度を高めたような感じで、そこそこ飛距離は出ますが、特に遠射向けというわけではありません。CL-10SVは周囲の照度減衰が若干なだらか、それでも中心重視であるところは一緒です。
CL-30BKをハンドルバー上から、画像左は前方5m、右は見た感じ目一杯遠くを照らしてみました。周囲に薄明かりが少しはまわっているのでPanasonicほどオッカナくはありませんが、SPOT周囲がスパッと切れる感じが気になります。散歩用ににしてももう少し照射角が欲しくなるのでは。なお単3アルカリとeneloop単2用アダプターとの組み合わせは233g(実測)、1・2AAライトに慣れた手にはお世辞にも気軽とは言い難いものがあります。
続いてCL-10SV、ハンドルバー上と前輪ハブ軸からそれぞれ前方5mを。左右方向の視界が狭まりやすいのはCL-30BKとほぼ同じです。ハブ軸に提げたSTEALTH PRO SP-032の「ここいらを狙ってる筈なんだが」へ本機のSPOTをハンドルバーからぶつけるとちょっとイイ感じになります。
「見た目だけそれらしくした」勘違いがあちこち見受けられるのは「それがOHMクオリティ」?本シリーズには1・0.5W LED搭載の1AAライトなんてのもあり、そちらはリフレクター集光ですので比較的好感触が得られるのではないか、とちょっぴり期待しております。
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コメント
OHMがこんなの作っていたとは知りませんでした。転がり防止はGENTOS、あるいはNuwaiのも気休め程度ですが、かすりもしないってのは「意味わかんないけどホムセンからGENTOSみたいなのって言われたからマネてみたヨ」ってのが丸わかりで潔し、と言えなくもない?
あ・・でも、こいつとWarm Whiteの光色を組合わせれば低出力でも突破力のある光が作れるかも。
投稿: monozof | 2008年8月21日 (木) 22:33
>転がり防止
ローレットの後に付いているフィンは放熱を計算したとはチト考えにくいので、削って低くしてしまえばGENTOS・Nuwaiの気休めレベルにはなると思います。
>突破力のある光
改造レポ期待しております!
投稿: alaris540 | 2008年8月22日 (金) 17:20