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2008年6月12日 (木)

Out Of Wind

最初に経験したものが強く印象付けられるのはTVのテーマ曲でも同じことです。

Mini_sd_219_2Out Of Windはテレビ朝日系「1992年ル・マン24時間レース」中継のメイン・テーマ曲です。最初と申しますのはそれ以前、しばらくの間TVの無い生活を送っていたもので…当時はフュージョンが流行っていたことからこういう形でバンドがデビューすることもありましたっけ。タイトルのOutはSEGA「アウトラン」のOutと同じ意味だと思います、意訳すれば「風よりも速く」ってトコかな?テレビサイズを意識した時間枠にビッチリ合わせたメディア・ミックス戦略の臭いがプンプンする曲構成SQUAREのようなスマートさに欠ける響きはテレ朝だから??後半で3人のソロが均等に入るのは顔見世的意味合いがあったかもで、前年のマツダ総合優勝を受け同局の気合が感じられますOut Of Wind以外のアルバム「Le Mans」収録曲は副音声で流されていた。レースの喧騒とは対照的な、深夜帯らしいスローナンバーが中心(局の狙いだったらしい)で、まるで子守唄のようDIMENSIONはこの後「コンビニエンス物語」「音楽ニュースHO」などTV番組テーマ曲をいくつか手がけ、フュージョンファンの間でマニアックな人気を獲得していきました。私もアルバム10枚ほど持ってます、聴いてないけど(爆死)。

ル・マン24時間は夜間走行の時間をなるべく短くする配慮じゃあデイトナは何なんだから夏至に近い週末に開催されます。そのル・マンに続いてツール・ド・フランスの声を聞くと「夏がやってくるな」と思うのです。

追記:その第76回ル・マン24時間はAudi Sport North America/T.クリステンセン・A.マクニッシュ・R.カペロ組の総合優勝で幕を閉じました、おめでとう!

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2008年6月 9日 (月)

ちょっとお知らせ#5

今日17時頃、アクセスカウンターが遂に100000を突破しました。ヾ(@^喜^@)ノ☆日々の御愛顧、真に有難う御座います。今後も引き続きワケワカラナイことをクドクド書き連ねていきますので、よろしければお付き合い下さいませ。m(_ _)m 決して「何かよこせ」などとは申しません

Princeton Tecが新型テールライトを発表しました、ゴムバンドかよォ~。

昨年のツールに続きA.コンタドール選手がジロ・デ・イタリア制覇!相変わらずCYCLING TIME.comは重いなァ

今更ながら、ではありますが…TVプロデューサーであり、自転車ツーキニストでお馴染み疋田氏の「自転車ツーキニストの憂鬱(LOCOMOTION PUBLISHING・刊)読了しました。ツーキニストならずとも多くの人に一読をお勧めします、自転車乗らなくても皆さんTVはご覧になりましょうから。ただし私は今日に見る狂気なまでのクルマ依存さえ是正できれば自転車レーン・自転車道建設は不要と考えます。それでなくてもデスクワーカー達が枠組み・線引きをドーノ、などと言い出すと多くの場合(経験上ほぼ100%)現場を徒に混乱させるだけですので。

そのクルマですが、昨年末における保有台数が史上初めて前年割れを起こしたそうです…「20世紀は終わったのですよ」。

期間限定のつもりでしたが、ココに残しておきます…DURA-ACE 7900シリーズの概要が発表されました。シマノはカーボンクランク実用化を 諦めた 見送ったそうで、「カーボンより軽い」アルミ中空クランクになるそうな。製作を委託していた○○の○○○では作れなかったらしく、ライバルメーカーに対する事実上の敗北宣言です。○○○のエンジニアは「カーボン(接着工法)は自転車に向いていない」と言ったとか言わないとか。あと一般ユーザーにとっての大きな変化はブレーキのレバー比変更(=他機との互換性がなくなる)でしょうか。この新レバー比は将来廉価版コンポへの拡大が予想されますので、ミックス・アッセンブリー、特に他社製ロード用メカニカル・ディスクブレーキ時代はディスクですよとの組み合わせには当分の間注意が必要になるかもしれません。

TIOGAの普及版シートポスト・AL-2000サイズの小さいロードフレームに乗っている方にお勧め。今出回っている分だけしかないらしい購入、Axiom SGにブッ挿してみました。サドルのセッティングは現状なんとかOKですが、フォーク交換が実現しますと本機でもオフセット量が不足するため…TRUVATIV入手は絶望的です、トホホ。

北京五輪を間近にひかえ、巷では水着の議論が盛んなようですが、前回・アテネ五輪のチームスプリントで競輪選手たちの駆った自転車が全く問題視されなかったのは…期待度の差なんだろうなァ。

さて、○○へ行く準備でも…♪

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2008年6月 7日 (土)

GENTOS 閃 SG-300

Mini_sd_191_2つい勢いで本機も買ってしまいました。30周年を迎えたGENTOSの新シリーズ第1弾…確かに「ヒラメキってどうよ?」ですね。全長146.5mm(最短・スイッチ込)、ヘッド径27.5mmΦ、ボディー径20.2mmΦ、テールキャップ径23.9mmΦ(フランジ部)、重量122g(付属アルカリ電池込・ランヤード別・いずれも実測)。

Mini_sd_192_2Mini_sd_196_2本シリーズのウリ・照射角調節機構はヘッド回転式、ヘッドを締めきって最WIDE、そこから緩めて回しきったところが最SPOT。アヤ目ローレットは「スジ残してあるだけ」で滑るため、無いよりはマシ程度です。スイッチは押し切ってON、もう一度押し切ってOFF、半押しで間欠点灯も可能です。テールキャップのフランジは注射器押しには向かず「何のために付けたんだ?」。ボールエンドミルでつけたローレット(溝)も滑り止めとしての効果はイマイチ、ほとんど見掛け倒しです。

Mini_sd_204Mini_sd_205Mini_sd_206ウ~ン…SF-303Xほど酷くはありませんが、ソレに近いものを感じました。CREEとはいえ4セルのLENSERを見た後ではどうしてもパンチ力に欠ける、と言わざるを得ません。画像は左から最SPOT・ダークスポットが目立たないギリギリ・最WIDE、いずれもハンドルバーからです。パターン周囲にもわずかながら薄明かりが広がるものの、街灯のあるところでは全く役に立ちません。コリメーター集光ゆえ最SPOTではパターンが四角くなります。その際の中心照度は見た目L1D CEのGeneral Mode Highと同じくらいで、電源相応と言えます。私はダークスポットによる中抜けが嫌なので本機の照射角は微調整程度しかいじりません。最WIDEはLED LENSER T7に似ていますが、ソレをやるならWIDE側の調節範囲をもっと増やすべきでしょう。

Mini_sd_201_2Mini_sd_202Mini_sd_203前輪ハブ軸からも照らしてみました。同じく左から最SPOT・ダークスポットが目立たないギリギリ・最WIDE。もともと自転車用ではありませんのでココで文句タレるのは野暮と言うものでしょうが、ハンディーライトとしてならともかく、自転車のことは考えないほうがいいと思います。

LEDが同じでも光学系や薪のくべ方によって随分パフォーマンスが変わるんだなァ、と実感した次第。3AAAのSG-305、1CR123AのSG-309であれば今年の新製品らしい明るさが得られるのではないかと想像しますが…私は買いませんよ、コリメーターが一緒だとしたら。

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2008年6月 4日 (水)

LED LENSER H7

Mini_sd_190Mini_sd_189HEAD FIRE REVOLUTIONにもCREEが入りました。ヘッドバンドが付いた本来の姿で重量116g(付属アルカリ電池込)、画像の装備状態で445g(GIRO E2はM/Lサイズ、いずれも実測)、3AAA相応だと思います。収納ポーチはHEAD FIRE REVOLUTIONのものたぶんヘッドバンドもが同梱されており、LED LENSERの新旧ロゴが混在した状態になっていました。

ウ~ン、コレはイロモノですね。

Mini_sd_187Mini_sd_188レンズセルは照射角調節のツマミねじを抜く硬いけどことで外せます。Oリングこそかましてありますがツマミのスリットから水が入ったら?念のため雨の日は出さないようにします。ヘッド裏はこんな感じ。アルミ板に段が付いているのはケーブルの逃げで、組んでる途中で気付いて追加工したのではないか?と勘ぐってしまいました。LENSER恒例・ヘッド外周の穴は本機では貫通しておらず、いかにも「ドリルでモミツケました」という風情です。上下角度調節のラッチが非常に粗く、0°~約-80°まで4段階しかありません。私は雨風などで顔を上げにくいときに光軸を頻繁に微調整しますので、本機の場合面倒なことになるかもしれません。

バッテリー・パックのデザイン及び調光機能は前作と共通。レバー操作に伴う出力変化がぎこちなく、ガスレンジの火力調節みたいなのもそのまんまです。電源が3AAAであることを考えますといつもある程度絞った状態で使うことが前提かも。あと純正ヘッドバンドが滑りやすいのが気になりました。私はセンターバンドがあったほうがいいと思います。

Mini_sd_218Mini_sd_217Mini_sd_216照射角調節に伴うパターンの定性的変化が判りやすいよう壁面照射画像を撮ってみました。画像は左から最SPOT・ダークスポットが目立たないギリギリ・最WIDE、壁面までの距離は約20cm。どのポジションでも有効照射角が狭いうえムラが多く、手元での作業にはイマイチ向きません。パターンが点対称でないのはLEDの芯ズレによるもので、そのせいもあってか行程中ダークスポットが発生しない範囲はわずかです。最WIDEはT7のような思い切りがなく、中途半端な印象を受けました。

Mini_sd_213Mini_sd_214Mini_sd_215_2路面を照らす(いずれも光量最大)とこう、ヘッ電としては飛びますけどね。薄明かりは広範囲に及びますハンドルバー先端のシフトレバーが光っているのに注目が、街灯のあるところではもちろん役に立ちません。ダークスポットによる中抜けが起きるとコーナーの先が見づらくなるためSPOTに振ると照射角が…。

CREE相応の明るさではあるのですが、フロッグアイはまだ熟成が足りないように感じます。全体的に作りがヤワで、およそハードな使用台風の中を自転車通勤するとかを想定しているとは思えませんでした。次回はD14のヘッデン版に期待。

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