Out Of Wind
最初に経験したものが強く印象付けられるのはTVのテーマ曲でも同じことです。
Out Of Windはテレビ朝日系「1992年ル・マン24時間レース」中継のメイン・テーマ曲です。最初と申しますのはそれ以前、しばらくの間TVの無い生活を送っていたもので…当時はフュージョンが流行っていたことからこういう形でバンドがデビューすることもありましたっけ。タイトルのOutはSEGA「アウトラン」のOutと同じ意味だと思います、意訳すれば「風よりも速く」ってトコかな?テレビサイズを意識した時間枠にビッチリ合わせたメディア・ミックス戦略の臭いがプンプンする曲構成SQUAREのようなスマートさに欠ける響きはテレ朝だから??後半で3人のソロが均等に入るのは顔見世的意味合いがあったかもで、前年のマツダ総合優勝を受け同局の気合が感じられますOut Of Wind以外のアルバム「Le Mans」収録曲は副音声で流されていた。レースの喧騒とは対照的な、深夜帯らしいスローナンバーが中心(局の狙いだったらしい)で、まるで子守唄のよう。DIMENSIONはこの後「コンビニエンス物語」「音楽ニュースHO」などTV番組テーマ曲をいくつか手がけ、フュージョンファンの間でマニアックな人気を獲得していきました。私もアルバム10枚ほど持ってます、聴いてないけど(爆死)。
ル・マン24時間は夜間走行の時間をなるべく短くする配慮じゃあデイトナは何なんだから夏至に近い週末に開催されます。そのル・マンに続いてツール・ド・フランスの声を聞くと「夏がやってくるな」と思うのです。
追記:その第76回ル・マン24時間はAudi Sport North America/T.クリステンセン・A.マクニッシュ・R.カペロ組の総合優勝で幕を閉じました、おめでとう!
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