変質車 その8・SEVEN Axiom SG
「Alarisとは違う傍から見れば全く一緒!通勤車が欲しい」旨をショップに伝えて早1年、フレームが着てから1ヶ月半、どうにか組みあがりました。身体がすっかりSEVENボケした今、チタンの次はチタンしかありません、アハハ。今回のオーダーのポイントは次の4点…
- フロントセンター延長:フェンダーをかましても前輪が爪先に当たらないようにするのともちろん安定性を高めるため
- ディスクブレーキ採用:自身初、ワイヤー引きだけど。「ツーリング車にこそディスクを」とのショップの薦め。それまで乗ってきた変質車たちとホイールの互換性がなくなるので二の足を踏んでいた
- ヘッドのオーバーサイズ化:これまた自身初。折損トラブルの相次いだTopeak F55 ホルダー ユニットに見切りをつけ、F66 ホルダー ユニットを使うため。トップチューブが長くなったことからショップのショーケースに転がっていたibisのチタンステムが使えなくなりトホホ狙ってたのになァ
- 反応重視のチュービング:過ちを犯してみたかったのですよッ。
…とまァ、あとはボトルケージを3ヶ所にしたことですね。3年前の豊橋行、そして富士での介護セミナーへ通った際の「もうちょっとこうだったら」を反映させたつもりです。オーダーに際しては寸法はもとより特殊工作にしても仮オーダー・本オーダーを通じてしつこくリクエストしておく必要があります。シフトケーブルのアウターストッパー溶接位置を「ヘッドチューブに」と指定したにもかかわらず、今回もダウンチューブに溶接されてきました。よくよく見ればあれほど言っておいたシートステイ・ブリッジの溶接位置まで…ヲイッ!であります。ただし追加装備によるUPチャージが無いのは良心的。ワガママ言っておいたほうがイイですヨそして、更に、A&Fの担当は自転車のことを知らない英語が解るだけらしいのでこれまた細心の注意が要ります!! 昨年暮れ「リクエスト内容がうまく伝わっていないようだ」とショップから頼まれオーダーの要点に関する説明文と対応図面(画像右)を書いて送ったところ、「ご注文のグレードは何でしたっけ?」とこられたのには開いた口が塞がりませんでした。┐( ̄Д ̄)┌
今回もアッセンブリーでさんざん悩まされました。<(*`困´)> TEKTRO Lyraを輸入代理店が扱っていなかったことに始まり→2010年モデルは単品で取れますよ!、補助ブレーキレバーが使えるフラットトップのハンドルバーがない、9sチェーンホイールの歯数が選べない、AHEADステムはデリカシーの無いデザインばかり、お気に入りパーツが次々に生産中止…暫定パーツてんこ盛り状態での納車となりました。KING ISO Disc Hubの36Hは普段生産していないそうでスポークを8本取りにしたいから。入手できれば「か・な・り」のレアパーツになるわけですナ代わりとしてXTで組み、KINGが納品されたらこのホイールは次のオーナーの許へ行くことになっております。カーボンフレームの流行でパーツが黒ばっかヒカリモノのように磨く必要が無いので表面処理をゴマカシやすいなのも勘弁して欲しいところ。型落ちパーツが散りばめられているのは構成上やむなくそうしたもので、決して骨董品趣味ではありません、念のため。
「今乗っているAlarisよりハンドルを高くしたほうがイイのでは」とはビルダーの提案。確かに豊橋からの帰りにこの高さにしようか、と思ったことはありますが、私はここ一番で力を引き出せるグリップ・ポジションをブレーキ・ブラケットで出しておきたいので夜勤明けのヘロヘロ程度でハンドルは高くしません。フォーク・Vicious Tourは肩下寸法が長く、もう少し短いフォークに差し替えてハンドルを下げるBBも低くなってしまうのでいいとこ20mmくらいかな?かはショップと話し合って決めるつもりです。実現しますとシートアングルも若干立つため、ヤグラのオフセットが大きいTRUVATIV XR Single Clampをあてがうことで前後調整幅の狭いSLCでも然るべき後退量を確保…天下のGIANTがシートポスト1本即納出来ないなんて。
ううッ、苦しい!画像はいずれも左側フェンダーステイ。2本ですと持っていくところが無いためキャリパーと共締め、Vブレーキ用のスペーサーをカマシてなんとか逃がしております。 リアなんか今にも当たりそう!《ディスクブレーキ+フェンダー》はこれからのスタンダードになっていくと思うのですが、現時点ではその共存に課題が残りました。「初めての試みで難しかった」とはショップのオヤジの弁。
「甘ったれは乗せません!まさしく大リーガー養成ギブス」剛性の高さ故私のヘタレ脚では踏み負けてしまいます、トホホ。鉄の重さとは違ったネッチリ感アルミのソレにちょっと似てるがあり、回転がノるまでは脚にクるので緩い上りや向かい風はちょっとキツイ。また軽いギアはやたら軽く、重いギアはやたら重く感じられることから、疲れていても急ぐような場合は頻繁にシフトチェンジを繰り返す傾向があります。ゼロ発進の切れ味といい、必要なときだけスパッときれるハンドリングといい、ブレーキング時の安定性といい…ハンドルの高さ以外は狙い通りなんですけどねェ。
- フレーム:SEVEN Axiom SG(チェーンステイのみcyclocross) Argen 3-2.5Tiバテット管、550mmサイズ相当、1-1/4”ヘッド、リアエンド幅135mm、チェーンレスト・フェンダーアイレット付き、インターナショナルスタンダード・ディスクブレーキ対応
- フォーク:Vicious Tour Cr-Moストレート、1-1/4”スレッドレスコラム、インターナショナルスタンダード・ディスクブレーキ対応、キャリア&フェンダーアイレット・「なぜか」カンティ台座付き
- ヘッド:KING Threadless 1-1/4”
- ステム:TIOGA 90mm
- ハンドル:日東 M186STI 400mm ドロップの曲げが手に合わない…トホホ
- ブレーキレバー:シマノ旧D/A+TEKTRO RL720
- ブレーキ:Avid BB7 ROAD+ROUNDAGON ROTOR 160mm
- ハブ:シマノ XT 36H+6Hローター用アダプター(前後共)
- QR:MAVIC BR601(ナットのみシマノ XT)
- スポーク:DT チャンピオン 1.8mmプレーン(前後共)
- リム:MAVIC Open Pro 36H(前後共)
- タイヤ:Panaracer ツーキニスト リフレクト 700×28c
- フェンダー:Dixna ロードフェンダー 納車早々カシメが緩んでた
- シフター:シマノ 旧D/A バーエンドコントローラー 9s用
- FD:サンツアー XC comp
- BB:シマノ 旧D/A 今更ながらのOCTALINK
- クランク:スギノ COSPEA 170mm 個人的足癖ではかかとが当たりやすい
- ペダル:シマノ XTR
- チェーンホイール:TIOGA スタンダードピッチ実は7・8s用(ミドルのみスギノ NINE-TEN) 30-36-44T
- チェーン:KMC Z99RB ショップより「耐久性に不安」と
- RD:シマノ SRAMパクリ XTR
- リアコグ:シマノ XTR 11-32T
- シートポスト:BONTRAGER SPORT 27.2mmΦTranz Xと製造元が同じ?
- サドル:selle ITALIA SLC
- ヘッドライト:物色中(画像はTopeak ホワイト ライト HP 5W)
- テールライト:物色中(画像はPanasonic NL-920P)
- ボトルケージ:GIANT Eniguma×3(予定)
パーツで気付いたこと、また交換した際は後日改めて記事にします…大散財はまだ終わりません。
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