LED LENSER D14
FrogmanもCREE搭載でパワーUP♪D14と聞くと私はP-47サンダーボルトのどんな仕様だったかなァ、と想像してしまいますD-11・15は実在したがD-14は存在しない、念のため。全長160.5mm、ヘッド径42mmΦ、ボディー幅23.3×35mm、重量230g(付属アルカリ電池&ランヤード込・いずれも実測)。前作に引き続きフロッグマン(ダイバー)の絵もちゃんと描かれています。
わりと明るい・水の中も平気・安い単3が使えてランタイムそこそこ・マニアとしてはお手ごろ価格…先日中プロで買ってきた中では最も道具として使える、ラフな条件に耐えうる製品ではないかと思います。天体望遠鏡のクランプレバーを思わせるスイッチは作動角がやや大きく実際には画像の約1/3で点灯する、点灯中にぶつけちゃうかな?パワーストラップと称するランヤードは水中で切れて本機を落とさないようたぶん懐中電灯としては丈夫なものです通常では取り外し不可。かなり重いのはワザとみたいですが、手に馴染みやすいボディー形状からか数値ほどのソレは感じません。
飛びます。全体にムラが目立つパターンはお世辞にもきれいとは言えませんが、非常にハッキリした性格付けがされており、好みが分かれるかも。SPOTはきついものの狭さを感じさせません。屋外で結構使えるのではないでしょうか、街灯のあるところではSPOTだけになってしまいますけど。画像は左がいつも通り光軸を5m先の路面、右は目一杯遠くしてみたもの。飛距離は見た目100m+αといったところ、中心にあるダークスポットLEDの芯ズレかのせいか、狙ったところに飛びきれていない若干のもどかしさを禁じ得ませんでした。T7との周辺光量の差もお判り頂けますでしょうか。ヘッド外周の漏光LENSER恒例がヒッジョォ~に目障りで、目貼りをしたくなります。VキューブやHokus Focusのように漏光の有無が選べるといいのにな。
病棟へ持ち込んでみたところ、その飛び方は笑える程。天井照射テクもガタコン同様、病室のほとんどをやわらかく明るく出来ます。ワゴン上での転がりやすさはランヤードをテキトーにかますことである程度は防げますが、アンチロール・ベゼルが欲しくなるところ。ただ介護職が持ち歩くにはやはり大きく、どちらかといえば守衛業務向きではないかと感じました。
鍾乳洞の中ではそのSPOTのきつさ故やや狙いを外しやすい嫌いがありました。もう少し実効照射角が欲しくなるところですが、それは遠射、即ち水中で見通す力をスポイルしてしまうことになりましょう。周辺の薄明かりが活きなかった・ヘッド外周の漏光があまり気にならなかったのは同行者のライトがやたら明るかったから?そして丈夫なランヤードの安心感は何にも代え難いものがありました。
「LEDは飛ばない」とお嘆きの貴兄は選択肢に加えてみては如何でしょうか。なおLuxeon ⅠのFrogmanは4AAAのMicro Frogman Power Chipへとスリムに変身、砲弾型LED3発のMicro Frogman Triplexという兄弟機種これまたLENSER恒例も登場しました。
| 固定リンク | コメント (5) | トラックバック (0)
最近のコメント