Dixna ロードフェンダー
(2013年4月12日・再編集)
納品の目途が立たない本所の代わりにAlarisへ付けたのがコレ。名前はロードでも実際はクロスバイク向け、取り付けには少なくとも32c相当のクリアランスが必要です。サイドプル・ブレーキを組み合わせるなら57mmアーチ、ただし同機に対応している市販フレームはまず見当たらず、BONTRAGERにしてもplanet bikeにしても35~37mm幅のフェンダーは結構以上に特殊な部類であることが判ります。タイヤはPanaracerなら25cまで、それ以上は43mm~45mm幅を選ぶことになりますブレーキは勿論カンティレバー。他社同等品と異なりカラー・バリエーションが豊富ですがスポルティーフあたりで使うのであればいいとこ黒でしょう、フェンダーが存在を自己主張すると見た目が重くなります。
フロントの調整はわりと簡単。ただし私は付属の吊り金具ではなくフォーククラウン裏へ隠し留めしたため当て付け面にフェンダーが引っ張られて直径方向に曲がってしまい、下端がタイヤに接触寸前!ステーでフェンダーを下へ引っ張るようにフォークエンドのネジを締めてゴマカしています、トホホ。アルミなら凹ませて面を出せるのに。横風に煽られるとフェンダーがフラッター(振動)を起こすのは樹脂製ですので止むを得ないと思います。マッドフラップは有りません、是非欲しいところ。
リアは本機に限らずチェーンステー・ブリッジとシートステー・ブリッジへ留める2本のネジでセンターを出しておくもので、ネジと一緒にフェンダーが回されないよう確認しながら締めていく必要がありますバカ穴が大きいのでセンターが判り難い。ステーは添えるだけ。2本のステーを受ける三角板(画像)を留める際もネジと一緒に回されないよう慎重に締めていかないとステーがフェンダーをS字型にヒン曲げてしまいます。間違ってもコレをステーの突き出しで直そうとしてはイケマセン、ワケワカラナクなります!
カシメが緩み易く振動音がヤカマシイ。あっちを締めればこっちが緩む、といった按配で、装着以来さんざん悩まされてきました。三角板のトコはステーを片方ずつ外してブン殴ればOKリベットがモゲて交換したことがある。最近はステーをフェンダー側で受ける金具のカシメまで緩みだし、こちらは治具が要るため放置状態です。またステーは鉄のニッケル鍍金らしく、約3ヶ月ですっかり錆びてしまいました。フツーはステンレスでしょ!→現行版はステンレスです。
廉いくせに取り扱いはデリケート、ときており積極的には奨められませんねェ。BONTRAGERやplanet bikeとてポン付けというわけにはいきませんがステーがV字に曲げてあるだけであるぶん本機程組み付けは神経を使わずに済むのではないでしょうか、たぶん。
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