Topeak ホワイトライト HP 5W
悩むこと1年弱…去る12月24日、遂に買っちまいました。
ホワイトライト・シリーズの最上位機種、5W LEDをMoonShineシリーズ(現行Ver.)と互換性のある14.5V Li-ionバッテリーで駆動するライトです。スムースリフかと思っていたら大径のコリメーターでした。外からは光源に何のLEDを使っているかは判りません。ランプハウスには放熱フィンが切られ、LEDの長時間駆動に対応しています、たぶん。熱を基盤からここまでどうやって伝えているかが気になるところ。ブラケット等オプショナル・パーツもMoonShineシリーズと共通です。
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LED?駆動回路??メーカーのヤル気???萎える暗さです。画像は左から1W・3W・5W。CATEYE HL-EL100やSmart BL-606に毛が生えたような感じ、肉眼ではこの画像よりもずっとフラットで、辺りを均一にボォ~ッと照らします。コリメーターじゃなくてただの素通し!?光が全く飛ばず、路面が濡れるとどこを照らしているのか全く判らなくなります。日亜色のせいか、パターンがワイドでも有効照射角は狭く感じられました。エンデューロパワーパックとの組み合わせで約10時間点灯(@5W・公称値)ときたところでちっとも嬉しくありません。
新型のバッテリーは初めてですのでこちらについても。スイッチング・ユニットと一体化されたデザインはMoonShineコミューターをちょっとスマートにした雰囲気(同機とは互換性なし)、配線の単純化でハンドルバー上のセッティングが容易になりました。防水の都合でしょうか、コネクターの着脱はかなり以上にカタイです。そしてCATEYEウィルスにやられた?充電用と放電用とでコネクターが別々になりました。自転車をコンセントの近くに寄せることが出来ればランプハウスとバッテリーの接続を外すことなく充電が、とでも?コネクター・カバーはコネクターを塞いでいるときも外へ突出することから予備バッテリーの携行時邪魔になりそう、イマドキのケータイだってフラッシュサーフェス化させているというのに。ブラケットを受けるクイックシュー(アリガタ)のインジェクションはバッテリーのガワと一体になり、コイツも携行時ゴツゴツ出っ張ります。スイッチは3秒長押しでON/OFF、クリック感が不明瞭で、ウィンター・グラブの上からですとちゃんと押せているかいちいち視認せねばならないのが面倒。点灯中、バッテリーにAMラジオを近づけますと「ビーーーーーーーー…」という強烈なノイズが飛び込みます。ビブラートがかかったりパルス状にならないことでワイヤレスメーター、ハートレートモニターとの干渉を防いでいるようです。~'06MoonShineユーザーの皆さん、高くはつきますがこの一点だけでも現行システムへの乗り換えは充分意味あることだと思いますよッ。
当初本機をヘルメットマウント・ライトとして使うつもりでしたが、ハンドル~ステム以外への取り付けには無理があり、使用を諦めてしまいました。ランプハウスから伸びるケーブルはヘルメットへ這わせるには短過ぎ、バッテリー・ブラケットはプレッシャー・プラグ一体型とフレーム等パイプにくくり付けるタイプの2種類しかなく、ランプハウスはヘルメットに付いてもバッテリーはあの鬱陶しい延長ケーブルを介して自転車かデイバッグへ、ということになってしまうのでしょうか。
ランプハウスとノーマル・バッテリーで34900円…2007年最大のスカでした、トホホ。ベルクロバンドとヤル気の無いダイアテックに我慢できるというのであればNiteRiderがベターでは。せめてこの位のが入っていれば、ねェ。
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コメント
なるほどLEDと光学系がトホホな仕様だったようですね。ハウジング自体は良さそうですのでLED換装やらでパワーアップしてみるとか。
個人的には3W2灯でワイド&スポットかハイ&ローの二つ目とかあれば良いのになあ、と思っております。・・って、あるいは既にあるのかな?
投稿: monozof | 2008年2月 8日 (金) 10:57
ワイドなパターン自体は決して悪くありませんが、いかにせん暗いです。LED換装は技術がありませんのでなんとも…電源が14.5VですのでどんなLED&回路がいいでしょうか?
3W×2灯でワイド&スポットは日本未入荷ではありますがBlackburn System X8なんてのがあります。
http://www.rei.com/product/761157
自転車でもクルマやモーターサイクルのようにHiビーム/Loビームの切り替えが出来ればいいのになァ、と思います。
投稿: alaris540 | 2008年2月 8日 (金) 22:11
14.5Vなら3Wx3灯もいけそうですが、元の回路が降圧ならLEDとコリだけCreeに換装とかでしょうか。
思うにこのバッテリー電圧はHIDやフィラメントに合わせてあるのでしょうね。
LEDだけならハブダイナモの6V/3Wだけでも結構明るく出来そうなのですが・・自転車用発電機構についても少し考えている事があります。
Blackburn System x8は私がイメージしていたモノに近い・・ですが、これは個別にハンドルマウントでしょうか。
で、レビューを探していて見つけたのがこれ↓
http://www.cygolite.com/index.htm
ハイパワー2灯・3灯タイプもちらほら出て来ているようで、国内でもこれからに期待したいところです・・と言いつつ私自転車の事は何も知らないので、あつかましいですがこれからもどうか色々教えてやってくださいませ。
投稿: monozof | 2008年2月10日 (日) 02:47
>Creeに換装とか
少しは溜飲が下げられそう♪
>HIDやフィラメントに合わせてある
将来MoonShine HIDを現行Ver.に買い換えたときに本機のバッテリーが使えるのも購入動機のひとつでした。
>個別にハンドルマウント
同機のランプハウスはハンドルバーへ、バッテリーはベルクロバンドでトップチューブにぶら下げるみたいです。個人的主観ではバッテリーをPETボトル型にして市販のケージに突っ込みたいところですが…以前のNi-CdやNi-MHがボトル型をしていたのは「どうしても大きくなってしまうので仕方なく」だった?CygoliteもPrinceton TecもLi-ionバッテリーのデザインはイマイチ、ベルクロバンドは着脱が鬱陶しいのとフレーム等に擦り傷を付けやすいので好きになれません。
>国内でもこれから
CATEYEはLi-ionバッテリーのHL-EL820RC・830RCを国内発売しないそうですので、ライバルの輸入商社にとっては今が市場を食うチャンス…になるかはライトに対する自転車乗りの意識の問題でしょう。
投稿: alaris540 | 2008年2月12日 (火) 01:03