Princeton Tec QUAD
え~、本機につきましては既にあちこちで紹介されていますので、ここではさらッとイきます。
欲しくなったきっかけは昨年12月27日より始まったケアマネの実務研修です。初日の会場・静岡市民文化会館中ホール(収容人数の都合らしい)は照明が暗く、手元でメモを走らせるのに非常に目が疲れました。私は手持ちのEOSを首から提げましたが如何せん照射角が狭い。「広角とくればQUADでしょ」とまァ自然に(自然かよ)思い至ったわけですが、ポスター制作でモタモタしているうちにネットショップが休みに入ってしまい…「次回は1月8日、間に合わんなァ」と1月4日に神保町のさかいやスポーツで買ってきました。随分高い送料だ!
相変わらずプリはスイッチがカッタイですね。誤操作防止策なのでしょうが、指先に入れる力はEOS以上、そしてムニュッという感触はあまり気持ちのイイものではありません。またスイッチは見た目大きいものの実際に押せるのは中央の膨らんだ部分だけで、グラブの上からでは操作しづらく、指が狙いを外しやすいのが気になります。電池室を留める-ネジはヘッドバンドのバックルに付いているツメで回すよう公式サイトの画像にありますが、滑りやすいので私は使いません。このほか電源、ドライブMODEはEOSと共通です。「駆動効率が良く、電池の片減りを起こしにくい(monozof様)」、ダイレクト・ドライブに切り替わってからはダラダラ暗くなる、というレギュレーターの特性から「これはNi-MH向きだわい」と付属のDURACELLはラジオとテールライト用にストック、行き場が無く遊んでいたeneloopをくべてみました。
点灯の第一印象は「けっこう(真ん中に)集めてるな」、砲弾型LED素のままですのでそりゃ確かにそうでしょう。光が日亜色のせいでそう感じるのかな?ほぼ真横に飛ぶ光はカットしても構いませんので中央集光がもっと広がってくれると私好みになります。光の黄色いところを視線が避ける傾向があり、特に白いものを見るときは有効照射角がかなり狭く感じられました。4つのLEDの光軸を緩やかな放射状に開かせれば更に手元を広角照射できるように思いますが、如何なものでしょう?それから電池が消耗してレギュレーターが効かなくなると点滅で知らせるところはAPEXと同じ、電池の残量警告灯が付いているのはこのテの機種にしては珍しいと思います。
広角であるということはどの角度からでもLEDの光が直に見えてしまうワケで、夜の介護には向きません。また星を観るときはLoでも明るさが有り余るため暗順応(超低照度)MODEがあれば、とはワガママでしょうか?赤い光は星図が見づらくって。
砲弾型LEDを束ねたヘッ電はこれまで何となく敬遠してきましたが、こちらはこちらで他には無い世界があって楽しませてもらいました。Petzlも買ってみようかな?
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