天文年鑑/天文手帳 2008年版
去る4日に本屋で受け取りました。創刊60周年を迎えた天文年鑑の表紙を飾るは年初に雄大な姿を見せ「観測史上最大級」と呼び声の高いマックノート彗星(C/2006P1)、一方の天文手帳は南天屈指の見所・ηカリーナです。前者は地味な装丁ながら毎年表紙写真に時事ネタを取り上げる雑誌的アプローチを見せるのに対し、後者は以前からよく知られている天体をシリーズ化しており、昔の同好会誌の雰囲気を残しているのが印象的です。さて、2008年は…
- 2月7日 金環日食(南極方面)
- 2月21日 皆既月食(北・南米~欧州)
- 3月17日 M44の食
- 5月23日 火星とM44の接近
- 7月27日 M45の食(北~東日本)
- 8月1日 皆既日食(ロシア~中国、礼文島~対馬に部分食限界線)
- 8月17日 部分月食(月没帯食)
- 10月10日 海王星食(北~東日本)
- 10月17日 M45の食(北~東日本)
- 12月29日 水星食(昼間、望遠鏡で観測可)
地味ですねェ、惑星食は日本から見えないものばかり、主な流星群も1月のιDraと5月のηAqr以外は月相がイマイチよくありません。惑星の接近現象はその多くが薄暮・払暁時で、職場にこもっているか出勤時間帯にかかるためなかなか観られなくなってしまいました。職場に双眼鏡を常備しようか?
来年も大彗星が来ますように、ムニャムニャ…。
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