Fenix P3D Premium100・L2D Premium100
人柱、いきまァ~す♪
Lumiledsの最新型LED・Luxeon Rebel搭載の懐中電灯です。P3D Premium100はCR123A、L2D Premium100はAAのいずれも2セルで、最近のCREE版でも見られたオレンジピールカット・リフレクターと組み合わされています。外観はヘッドにある「Premium100」のマーキングとスイッチのゴム以外はCREE版と見分けがつかず、操作法も全く一緒です。そのゴムがL2D Premium100だけほんの少し出っ張っているのが気になりました(個体差?)。P3D Premium100のヘッドについているスジ目ローレットは全くと言っていいほど利きません。重量はP3D Premium100が79.5g、L2D Premium100は101g(電池込、いずれも実測)。
照度計があれば違いが…CREE版と照射比較してみました。ダークリングがなくなり、照射角が広がっているのがお判りいただけますでしょうか。画像は左からL2D CE・L2D Premium100・P3D Premium100、壁面までの距離は約20cm、いずれもTurbo Modeです。カタログスペック上は3割増しとのことですが、以前takebeat様がLuxeon Rebelについて「暗いCREEより明るく、明るいCREEより暗い」とコメントされていたように両者の実力はほぼ互角、と見て差し支えありません。SPOT周囲がモヤモヤ・ボソボソしているところは懐かし(と言うほど昔ではないが)のIMPACT XLを彷彿とさせます。
P3D Premium100はハンドルバーから、L2D Premium100は前輪ハブ軸から照らしてみました。こちらもTurbo Mode、L1D CE・L2D CEと露光条件を揃えてあります。ダークリングがなくなった分ちょっと見やすくなった、かな?出会い頭の被視認性はイマイチで、マーカーライトの併用をお勧めします。両機とも短時間でかなり熱くなりますので、自転車のような連続点灯ではCREEにしろLuxeon Rebelにしろ少なくともAPEXぐらいの積極的放熱策が必要でしょうか。
CREE版を既に持っている人は敢えて本機を買い急ぐこともないかな?が正直な印象でした。ただ照射角が広がっていること、ムラが軽減されているところは若干ながら自転車向きになったと思います。径の大きいリフレクターで飛ばしてみたくなりました。
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コメント
人柱お疲れさまです。
でもまあ、いいライトだったし、良かったんじゃないでしょうか(笑)。
L3D、なかなか出してくれないですねぇ(笑)
投稿: アイバ | 2007年9月12日 (水) 23:59
>L3D
先ほど貴Blogの「FENIX P3D CEのこと」を読み返してウ~ンと唸っていたところです。
L1D/L2DとP2Dのヘッドは3.0V、P3Dのヘッドだけ6.0V、と…3AAの場合は駆動回路もソレにあわせる必要があるのでしょうか。
投稿: alaris540 | 2007年9月13日 (木) 02:26