月でしょうがない
前回は曇ってしまった皆既月食、皆さんのところは観えましたでしょうか。私のところは夕方、低空の雲にヤキモキさせられたものの、皆既になって以降は薄雲こそかかりましたがほぼ全てを観ることが出来ました…職場の皆さん、そしてノートPCの修復をしてくれたUさん、私に何かいろいろ話してくれたようでしたが、ここしばらく月食が起きる時間の天気のことしか考えられなかった私は全て頭を素通りしてしまいました、ゴメンナサイ。
画像は近所で催された観望イベントの様子を撮ってきたもの、柱に貼られた紙に皆既中の月の色の段階が示され、参加者が感じた色の欄にシールを貼っているところです。コレ、「ダンジョンのスケール」といって皆既中の色(明るさ)を5段階に分けたものです。食最大の頃は薄雲の影響もあってか?多くの方が暗く感じられたようで、「2」にたくさんシールがついていました。月周辺の空がクリアになったのは皆既食終了約20分前からで、その時点では「3くらいかなァ」。今回の皆既食は月が地球本影の中心付近を通りましたので、色の変化が判りやすかったと思います。予想していたほど暗く感じられなかったのは私が最初に見た1982年12月30日の皆既月食の印象が強いからでしょうか。これが夜半過ぎならスッキリ晴れたかも、と思うことしきりでした。あとみずがめ座σ星の食、出現の瞬間をバッチリ観ることが出来ました。(^ ^)v
次回は部分月食が来年の8月17日、皆既月食は2010年12月21日です。なおタイトルは「柳家小ゑんの異常分散屈折コラム」で紹介された天文洒落から貰いました。
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