無印良品 アルミバッテリーライト・ハイパワー
takebeat様に触発され呉服町通りのすみやから代わって開店なった無印良品の店へ。「ここでCDシコタマ買ったよなァ(遠い目)」…店内は無印らしくこざっぱりした雰囲気でした。自転車コーナーは2階の窓際、本機は幾つも並んでました。ゲトォ~♪
LED LENSERの向こうを張った?リフレクターとスイッチを隠せばソレが何であるかも判らなくなるほど非常にあっさりとした外観ですが、近くで見ると旋盤の挽き目が粗く「もっと送りを遅くしてヨ」。全長164mm・ボディー径33.9mmΦ・重量331g(単2アルカリ電池・ブラケット込、スペーサー別)。Welch Allyn Solarcにちょっと似たリフレクターが挑戦的?ヘッドはねじ込んであるだけですので簡単にバラせます。私のはキャニスターに基板が傾いたままネジ留めしてありましたので直しました。コレでLEDの芯ズレも解決です。
スイッチは「コレしか操作のしようがない」解り易いもの。操作音は耳元でやっと判る程度、ストロークは少なめです。押す毎に点灯→点滅→OFF、たまに点滅をスッ飛ばすことがあります。AMラジオを近づけると点灯で「ビョオゥ~~ワァ~~~」、点滅で「ビョッビョッビョッビョップップッポッポッピョッピョッピョッ…」というノイズが飛び込んできます。
「電池室の奥に出っ張り云々」の一節が非常に気になっておりましたが…2AA駆動をお考えの貴方に朗報、eneloopのアダプターならバッチリ点きます♪ドンガラ2つで320円はチト高いですが。やっぱ磁石かなァ
Turbo ModeのL2D CEと比べてみました。CREEと言っても決してゾッとするような明るさではありません。電池はいずれもアルカリ、壁面までの距離は約20cmです。ブツブツ模様(不明瞭でスマン)はリフレクター形状に起因するもので、Welch Allyn Solarc(MoonShine HID)でも見られます。
MoonShine HIDをL1D CEのGenaral Mode・Highまでショボくした感じです。集光は緩やか、LEDのパワーで周辺光量もかなりあり、「場」を明るくすることを考えた跡が窺えます。近頃やたら狭い暗イトの照射画像ばかり撮っていましたので本機のパターンには好感が持てました。これでFenixのTurbo Modeくらい明るければ、ですね。光軸から70~80度でも独特のギラつきが認められますが、出会い頭の被視認性は期待しない方がいいでしょう。どなたか本機を改造して無印「狂」品に変えてみませんか?
ブラケットのクランプ・バンドはそれ自身で26.0mmΦ追記:ちょっと内径大きいです。ねじを締めきっても固定力が不足しがちでクランプバンド内側にビニールテープを貼るなどの対策が必要です、付属のスペーサーを組み合わせることで23.8mmΦ・22.2mmΦ及び19mmΦ(子供用ヨチヨチ自転車で見られる程度だが?)に対応します。つまみネジは手では締めづらく、マイナスドライバーや鍵、コインの力を借りることになります。光軸を確認しながら締める場合、ネジは下からの方が具合がいいのですが、本機の場合はおそらくネジを落とさないように、との配慮でしょうか。スペーサーにはCATEYE似のツバ、そしてなんと四角い溝があり、2枚重ねで使う際両者をかみ合わせることで横ズレを防止する工夫が施されていました。コレは他社も見習って欲しいです。ただしゴムは軟らかめで滑りにくく、アクセサリー・アダプターから引き抜きにくかったこと、19mmΦに対しては厚みが足らず、かみ合わせを無視して内側の薄い方を裏返して丁度よかったなど、残念な点も目に付きました。そしてベルクロバンド、コレは意外でした。そりゃ確かに触ればウニウニ動きますが、ゴム板1枚挟んだだけなのになかなかどうしてしっかり留まります。ベルクロですので私がHATTA様のトコで「自転車にはちょっと…」とカキコしたINOVA BOLTのように断面が丸くないものもOKで、対応するブラケットが無い懐中電灯の照射チェックが気軽に出来るようになりました。ユニコあたりから出ているものも同様にゴム板1枚で使用感を改善できるかもしれません。
気づく点はあったものの「コレが無印か?(失礼)」と思うほど思い切った製品だと思います。そして最後になりましたが興味深いライトを紹介してくださいましたtakebeat様には厚く御礼申し上げます。
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