TOPEAK MoonShine HID enduro
以前書いた新型バッテリーに合わせてMoonShine HID・3Hもマイナーチェンジ、スイッチング・ユニットの廃止でケーブルの引き回しが単純化されました。ホワイト ライト HP 5Wを使うにはバッテリーから買わなきゃならないのね、トホホ。(5月17日・追記)
私のEDCライト♪これ無くして自転車通勤は成り立ちません。もう2年の付き合いになります。バーナーは3回交換、バッテリーは5個目です。CATEYE HL-MH310が事実上生産中止(しばらくカタログに残ってはいたが)となり、NiteRiderが輸入再開されるまでは自転車用においては入手可能な国内実質最強ライトでした。
MoonShineシリーズユーザーの皆さん、三又ケーブルはどのように引き回しましたでしょうか?被服がもっと柔らかければこんなに悩まなくても済んだものを!私は弟分・MoonShine 3H購入初夜、3時間余り頭の体操をしました。スピードメーター、ハートレートモニターとの干渉対策にはバッテリーを遠ざけるほかありません(新型バッテリーでは対策済み)が、スパイラル型の延長ケーブルがかさばるうえ、バッテリー自体もステム以外では収まりが悪い形状で…コンポーネントとしての未熟さを感じます。コネクターの着脱がやたらカタイのも困りもの(個体差あり)。
パワーコントロールユニット(スイッチング・ユニット)のボタンを3秒押し(長い)でON、バーナーが立ち上がってからポン押しの度にLo→Hi→Lo…と切り替わり、3秒押し(長い)でOFF。ボタンにはクリック感がなく、暗がりでウィンターグラブの上から手探りですと押したつもりがいつまでも点かない、と思ったらボタンでないところを押していた、といった失敗をよくやります。エンデューロパワーパック(バッテリー)併用の場合、残量警告灯だけでは充電のタイミングが分かりづらいため、インジケーターが欲しいところです。
露出は切り詰めたつもりですが…眼で感じる明るさは画像ほどではありません。明るいのですが飛びません。中央にダークスポットがあるので狙ったところが思ったほど明るくならず、3m先に「月の輪」、15m先に「闇の壁」が出来る感じです。バーナーとリフレクターは一体ですのでWelch Allynにはセッティングの見直しをお願いしたいところ。 また10W HIDともなりますと光軸よりも上方向に飛ぶ光を抑える、車両に特化した異形リフレクターが欲しくなります。まだまだ開発の余地があると思うのですが、如何でしょう?
そしてこちらは去る7月のバーナー交換後の路面照射画像、「!?交換前のドン詰まり感が改善されてる…」。バーナーとリフレクターの位置関係が若干変わったのでしょうか、中央のダークスポットが小さくなり、光が少し先まで伸びるようになりました。光軸出しは現在の方がやりやすく、長い下りではスピードを出しやすくなっています。ただしパターン中間~外周部のムラ(リフレクター形状に起因)が激しくなり、中間のダークリングが気になります。これは焦点調節上トレードオフなのでしょうか?(9月25日・追記)
ヘルメットにでも載せない限りバッテリーはエンデューロパワーパックを持ってくるのがベター。日々の通勤も予備のバッテリーとローテーションさせればランタイムの不安も概ね解消(画像左・現在使っているのはうち2個)ですが、気になったのはその502g(実測)という重さ。F55 ホルダー ユニット(汎用型)はブラケットとベルト受けが4点でしかつながっていない非常にヤワな作りで、既に4個壊しました(同右)。マルイから「メーカーに言う」と聞いて早3年…ちっとも改善されません。エェカゲンニセェヨ!ともあれハンドル、ステムにクランプするにはほぼ限界の大きさ・重さでしょう。Li-ionの採用でバッテリーの小型・軽量化が進みましたが、本機にしろCATEYEにしろ小型化の意味を取り違えた製品が目に付きます。 そして充電ユニットが2006年モデルから新型になりました。ご多分に漏れず私の旧型にもトラブルが発生、マルイに送り返しても「不具合は見つからなかった」などとロクな返事が来ず、随分ジリジリさせられました。結局ショップ経由で「どうなってんだ」とヤキを入れたところマルイは平謝り、新型を無償で送ってよこした、というワケです。
←コレやらかすの2度目です、トホホ。画像はエンデューロパワーパック(~'06モデル)のポーチを開けたところ。非常にカタァ~いコネクターの着脱で力む際、ついネジ込むようにケーブルを捻ると根元からモゲ、断線してしまいます。コネクターをガスや油圧のカプラーみたいなデザインにしてスコン、とイケたらいいのにな。(12月29日・追記)
夜間走行で視界確保を街灯および他の交通に依存するのは自転車の存在そのものを危うくする発想です。また最近歩行者用反射グッズが普及してきましたが、少なくとも本機ぐらいのパワーがないとそれも活きてこないのが実感です。本機を凌駕するLEDが登場するまで付き合ってみようと思います、が、OSRAMが昨年サンプルを出していた15W LED「OSTAR」の量産を今年の夏から開始する、とのこと。10W HIDや50WハロゲンがLEDに取って代わる日はそう遠くないようです。
(本記事は「CHARIC」・「fukuzoの物欲開放日記」・「Forum Flashlight-Fan」・Yahoo!掲示板「★☆★闇夜を照らすライト★☆★」へ私が投稿した内容に加筆・修正したものです)
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