NiteRider UltraFazer 5.0
アクセス解析の生ログを見ておりますと本機の検索で来る方がかなりいらっしゃいますので話のタネに、と買ってみました。公式サイトはこちら。サイクルベースあさひのモニターレポートも併せてド~ゾ。
「でかい?きっとアメリカ製だ(あさりよしとお『宇宙家族カールビンソン』より)」…同社の充電式バッテリー・ライトと共通性を持たせたデザインは「らしさ」を感じるものの、実際手にするとSmart BL-183シリーズを見慣れた目にはやや洗練度に欠ける印象を受けました。全長98.4mm・全幅(ヘッド径)38.1mm・重量106g(電池・ブラケット込、スペーサー別、いずれも実測)。LEDライトで2AAといえば今やここまでキているご時世、そちらとは目指すところが違うとはいえ「遅れてやってきた」感は否めません。これで1AAなら他社製品とのより明確な差別化が出来たかも。ランタイムなどほとんど気になりませんので昼間もバチバチ点滅させちゃいましょう。
スイッチはマグネット式。crops同様フルストロークの約4割で作動し、「パチンッ」と弾くように操作できます。手に持って振り回したり、脱水中の洗濯機の上にのせてみても誤作動は起きませんでした、当たり前か。「50m WATERPROOF」がソノ気にさせてくれます。勿論シャワーごときではビクともしません。
砲弾型LED特有の横に飛ぶ光で出会い頭の被視認性は「まァこんなもんでしょ(画像左・隣はplanet bike BEAMER5)」。それに対しヘッド側面の漏光部は点いているのが判る程度で、その効果は「?」。ヘッドとボディーの継ぎ目からの漏光(同右)が気になります。
中央のSPOTが何となく明るく感じられたので一応路面照射画像を撮ってみました。レンズ以外のパネルは素通しで、レンズが飛ばした先以外にも光が届いているのは一応判りますが…BL-183V同様、暗順応を試すような明るさ(暗さ)です。暗夜において本機単体での使用はまず有り得ない、とみて差し支えありません。
ブラケットはINFINI(D_light)NORTHSTARと共通。クランプバンドは26.0mmΦ用と31.75mmΦ用が付属し、2種類のスペーサーはそれぞれ25.4mmΦ・22.2mmΦに対応します。クイックシュー側がボルト、つまみがナットになる珍しいタイプ。手で締めるのはトルクが不足しがちで好きになれませんねェ。
本機はマーカーライトですのでこれでもOKとしても、LEDで地ベタを照らすとなりますと少なくともMINEWT位のパワーが欲しくなります。となるとUltraFazer MAXは?調光・点滅機能があるといってもちょっと考えてしまいます。
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