空自T-3退役
最近、静浜基地上空でも水平対向エンジンの音がめっきり減りました。
前年度から進められていたT-7型初等練習機への機種改編が今年度いっぱいで完了、ってことでいいのかな?T-3型初等練習機はいよいよ退役です。前身のT-34型による訓練飛行が始まったのが1964年とありますので、実に43年間に渡り静岡で飛び続けていたことになります。T-3の頃は大まかな場所、飛行方向、離陸中か着陸態勢に入っているか等々が音だけで判りましたが、T-7では風向きや飛行方向によっては注意して聴かないと飛んでいることに気付かないことさえあり、これが進歩なのかなァ、と思うと同時にほんの少し存在が遠くなったような印象も受けました。
画像は昨年の同基地航空祭で終日地上展示されていた527号機。当日は天候が思わしくなく、これでも光線状態が良くなった方です。上空は風が強かったらしく、更に気流の乱れる低空での編隊飛行は危険が伴うことから操縦が大変そうでした。
紙に落として保存しようとするあたり、私も昔の人間ですね…去る2月22日に催されたT-3退役式典の模様を報じた「Jウィング」最新刊を衝動買いしてしまいました。軍用機であれば何でもかんでも、の編集内容と1200円という値段はいかにも「売れてねェなァ」。まァ航空誌で静浜の名が出るのは基地祭(今年は5月13日)くらいですので今号だけは褒めて遣わす、オッホン。保有機の一部はまだ行き先が決まっていないようですが、基地祭での地上展示は当然アリでしょう。(4月1日・追記)
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