天文年鑑/天文手帳 2007年版
去年は注文すること自体をすっぽり忘れてしまい、年を越してからようやくブツを手にした、というテイタラクでしたので、今年は早めに近所の本屋で発注、去る11月29日に受け取りました。天文年鑑は24冊目、天文手帳は16冊目です。
翌年以降の主な天文現象は天文手帳「将来計画表」のページに書いてありますので、新しいのを買いますとまずそれら実際の条件はどうなのよ、とカレンダーを斜め読みするわけですが、2007年は…
- 1月7日 北海道東部で土星食
- 3月4日 中国・四国地方以西で月没帯食
- 3月19日 日本列島を南限界線がかする部分日食
- 4月14日 火星食(昼間・望遠鏡で観測可)
- 6月19日 土星食(昼間・望遠鏡で観測可)
- 7月11日 すばる食
- 8月28日 皆既月食(全国で観測可・南西諸島は月出帯食)
- 9月30日 すばる食
- 11月24日 すばる食(満月のため条件悪)
- 12月19日 火星再接近(8817万km・視直径約15″)
…とまぁ、大きなものはこんなところでしょうか。このほか私は月・惑星及び黄道近辺の天体との接近現象を双眼鏡で追っかけていますが、天文年鑑が比較的角距離の小さい、望遠鏡的現象を重視しているのに対し、天文手帳は角距離の大きい肉眼的現象、「わりと近い状態」についても取り上げているのが大きな違いです。ただし天文手帳はカレンダーが一般の手帳と同じ見開き2ページが1週間という構成なうえ、ズボラな私はたまにしか開かない(爆)ことから見落としが多いため、天文年鑑の惑星のこよみと両方を見たうえで面白そうなものを大雑把に頭へ叩き込んでおくか、最近は携帯電話のスケジュール管理機能で日時を憶えるようにしています。
ともあれ、これで本カテも2007年のスタートを切ることが出来ました。来年はもう少し記事を増やせるといいな。
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コメント
天文年鑑は中学生、高校生の頃は毎年購入していました。
コタツに入ってじっくり読むのが好きでしたね。
最近はずぼらになってしまって天文関係の雑誌も読まなくなってしまいました。
情報はネットで得られるのが理由の一つかも知れません。
近頃めっきり寒くなってきましたが、星の輝きはそれに比例して冴えてきています。
防寒着に身を包んで冬の星座を双眼鏡で見るのはとても楽しいです。
家に入る頃はすっかり冷え切ってしまいますが、寒いほど見たくなってしまうのは病気でしょうか?
投稿: azu | 2006年12月 1日 (金) 12:46
>情報はネットで得られる
アストロアーツ ホームページの天文現象カレンダーの更新がもっと早ければ本の注文を急がなくても済むのですが。翌年分はいつも年末ギリギリですので。
>病気
逆療法あるのみ!!
以前Y!板でも書きましたが、30mmくらいの単眼鏡でイイのをEDCして仕事帰りの道すがら灯りの少ないところへ寄り道して星を見る、といったことをやりたいなァ、と思っております。またショップめぐりをしてみようかな?
投稿: alaris540 | 2006年12月 2日 (土) 14:59