世界の傑作機№119 ハインケルHe219“ウーフー”
F-14退役の件につきましては交通課長様のトコでチョコッと書きましたので、本カテ1発目はコレでいきます、1ヶ月遅れでゴメンナサイ。小学生のころ潮書房「丸メカニック」に影響された私は文林堂「世界の傑作機」に長らく抵抗がありましたが、それは別の話。
冷静かつ良心的内容です。レーダーアンテナ及び消炎排気管装備の有無で速度データが別立てになっているところはやはり!?ドイツ人。585km/h、まァそんなもんでしょ。でも日本機とは「585km/hの中身」が違います。機首のFuG 220(SN-2d)レーダーアンテナが「いかにも」の夜間戦闘機らしさを醸し出していますが、当時アメリカは既にアンテナをレドームに収めており、「航空技術のすべてを極めたと言っても過言ではない(渓由葵夫『奇想天外兵器4』)」ドイツもこと電気に関しては大きく水をあけられていたことが窺えます。ともあれ、そのレーダーやIFFは勿論のこと、前車輪配置、射出座席、電波高度計、着陸誘導装置etc.は後のジェット機で常識化するものばかりで、そんな時代がすぐそこまで来ていたこと、ジェット機の登場も決して突然変異ではなかったことがわかります。
こんな自転車、組んでみたいなァ。
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コメント
えーと、わたくしもリオさんも、
FuG212リヒテンシュタインC-1レーダー装備の、
Ta154V3試作3号機は保有しておりますが・・・
たしか、リオさんは完成機体をお持ちだったはず・・・
わたくし、アンテナのあまりの多さに、未だ組み上げておりませんが、
すでにドーム格納式になってたんですねえ。
投稿: 98k | 2006年12月22日 (金) 21:40
「奇想天外兵器」に反応(笑)
実は全巻持ってたりします。
自分はHo229とかツボです。
投稿: ina | 2006年12月23日 (土) 13:03
>Ta154
各パーツはちゃんとくっついてますか?
>ドーム収納式
FuG240/1「ベルリン」N-1aが完成したのは1945年になってからだそうです。
>全巻
私は「~装備品」までです。
>Ho229
CAPCOM「1941 COUNTER ATTACK」最終ボスですね。私はV3辺りまで行った記憶が…。
投稿: alaris540 | 2006年12月24日 (日) 12:04