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2006年9月25日 (月)

ドロナワ

ストレスと言いつつもしつこく続けます。

ちょっと前のこと、部署にアンケート用紙が落ちてきました。当院でも先日開講したホームヘルパー講習に関するもので、所属部署・勤続年数・既に1~3級課程修了の職員には受講の動機・受講先とその時期、講習未了の職員には受講希望の有無とその理由…字面だけ追えば講習にどんな人が応募してくるかが何となく見えそうな内容でしたが。

どうして開講の後で?

所属部署・勤続年数は言うに及ばず、ホームヘルパー1~3級は求人応募の際当然履歴書に書くので受講の動機・受講先とその時期なんてのは面接試験で訊いておき、採用にかかる基本情報として押さえておくもの。アンケートを書かせなくても手元にある職員のデータを洗えばすぐに解る筈です。受講先を問う項目に○○○とその他・2つの選択肢しかなかったのは担当の事務がそれ以外を知らないからでしょう(邪推)。100歩譲ってアンケートをうつにしても「ウチでもやるぞ」と募集をかける際、外部に対してやるべきです(そして職員のデータと比較することでどのくらいの人が即戦力となりうるか見当がつく。ついでに書くと以前は受講料に国の補助があったため、「自治体の広報で案内があったのでとりあえず」程度の人は結構いた。現在は全額自己負担・7~9万円はザラなので、相応の意識を持った人が応募してくるであろうことは想像に難くない)。事務が如何に現場職員を見ていないかがよく解ります。

近い将来、介護も看護同様に専門の教育機関を卒業し、介護福祉士国家資格を取得してからでないと職につかせない方向に動いているほか、ホームヘルパー1~3級もゆくゆくはなくなる、と聞いていますので、「駆け込み取得」がどのくらいいるかは判らないものの、期間限定は承知のうえで始めたものと思われます。開講を伝える院内報の画像には職員ばかりが目立ち、受講費用は本人持ちだとか。幹部役職がヒラの給料を横取りするのか?→今年(2007年)4月よりヘルパー1~3級の資格手当が消滅、コレによりここ数年で病院が次々と採用した高給取り達を食わせるためのものであることが明らかになりました(診療報酬引き下の影響もあるが)。然るべき課程を経て認定資格を得たにもかかわらず実際は無資格者扱いとはこれ如何に?受講生の中には勤続ン年の職員もいて、実質減給処分状態です。講習を打つのもタダではありませんし、当院としては損になるので大きな声では言えませんが、受講生には資格手当を付けてくれる職場を探して欲しい、と願わずにはいられません。そう遠くない将来門戸が狭められる介護福祉士資格の取得が期待できる(改正前に勤続3年に達する)職員の後押しに病院が消極的(本人の意思に任せるまま)なのもやはりヒラの給料を上げたくないから、ととられてもいたしかたないことでしょう。(2007年11月10日・追記)

というわけで書く気がしない私は締め切りまで模様眺めです。

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2006年9月22日 (金)

YMOのCDについてちょっとだけ。

《期間限定カキコ》YMOことHuman Audio Spongeがチャリティー・ライブに続いてパシフィコ横浜でLIVEを催したそうです。3氏のロングインタビューは日テレ系「ゲツヨル!」で配信中。

本Blogを立ち上げる際、音楽ネタをどう扱うかちょっと迷いましたが、utapan様のトコでリクエストがありました(あのカーソルを重ねるとコメントが出るヤツ、私もやりたいのですが)ので思い切ってひとつのカテとして独立させることにしました。

まずは…祝・BGM&TECHNODELIC発売25周年!こっちもトシをとるわけだ…

YMOのCD再販の歴史はそのままCDの録音技術向上の歴史でもあります、ってことでいいのかな?CDがまだ珍しく、新譜でもLP盤より発売が後、なんてこともあった1980年代半ば頃のプレスは今聴くと音が割れやすく、「とりあえずこの大きさにした」域を出ていないように感じます。変化が出るのは1992年発売の限定BOX「TECHNO BIBLE」あたりからでしょうか?それまでのAlfa盤より若干すっきりした分ボリュームを上げやすく、私も「Disc 2 : THE MIDDLE」はよく回しました。

YMOの音源は1999年にリマスタリングが行われており、現在流通しているものはいずれもこのときの音源が元になっています。音が賑やかに聴こえるのはEMI盤(入手難)。SONY盤は「アナログ盤の音質に近づけた」というSMEJと称するデジタル・プロセッシングにより派手さこそ抑えられているものの音が割れにくく、現存するCDでは最も大音量に耐えられます。2003年発売のベスト盤「UC YMO」は音量・音圧がかなり上げられているせいかボリュームを上げると特にドラムがドカドカ鳴る傾向があり、ほかのものとはちょっと異質な印象を受けました。私はいつもヘッドフォンで聴いていますので、これがスピーカーだとまた違うのかもしれません。

私は1980年代~1990年代初頭のAlfa盤でほとんどを揃えてしまい以後の復刻版はつまみ食い程度でしたので、EMI盤もしくはSONY盤で揃えなおしてもよかった、と少々後悔しているところです。やはりCDは「あるときに買っておくもの(大滝詠一)」ですね。

未発表音源と抱き合わせにする(SONY版ライナーノーツに収録されている3氏のロングインタビューもそのひとつ)ことでファンが再販CDを否応なしに買わされるアルファ商法について以前Y!板のYMOトピでは「アルファはズルイ」「まだ隠し球がある筈だ」など盛んに怨嗟の声が書き込まれていましたが、議論が一通り出尽くした感があること、掲示板で単一テーマのトピを長期にわたり維持することは困難が伴うこと、トピ参加者がBlogや他のコミュニティー・サイトへ引っ越してしまったことから同トピも程なく消滅してしまいました…WikipediaのYMOの頁に「一部のファンから不満の声が上がっている」の一節に「出展を明らかにせよ」との警告がありましたが、これで本Blogもその1つになれるかな?(2008年2月18日・追記)

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2006年9月21日 (木)

エアコン戦争

NTT Docomoが「i-mode」を発表した当時、それを紹介するラジオ番組でのこと。「『i』と聞いて連想するものは?」の問いに出演者達は「intelligence(知性)」「interactive(対話型の)」「information(情報)」「I(私)」「愛」等々、至極当たり前の返答をしていましたが、ヘソマガリな私は「impossible(不可能な)」「insanity(狂気)」「interference(妨害・干渉)」「insecurity(不安定)」といった言葉しか思いつきませんでした…療養病棟(介護療養型病床群)は高齢者介護・福祉の交差点。出会いと別れの連続する、病院であって病院ではないちょっとよくわからない所です。そんな療養病棟の日々をバクテリア級早くプランクトン級になりたい!野放し介護の私が道具・デザインの観点から綴ってみようと思った大見得、のが本カテ。

♪だん~ぼぉ~そぉちのふゆがいくとぉ、れぇ~ぼぉ~そぉちのなつがきたぁ~(はっぴいえんど「春らんまん」より)

「暑さ寒さも彼岸まで」時間帯によっては窓を開けやすい季節になりました。高齢者、特に経管栄養の患者様ともなりますと自力ではほとんど体温調節が出来ず、寝具・エアコンで「効きすぎない程度」にきめ細かい調節が必要です。6月の暑さ・寒さは湿気がほとんどの原因。ならばエアコンで、と言いたいところですが、エアコンの除湿運転は冷房そのもの機種にもよるが冷房の設定温度を固定、ひたすらコンプレッサーが動き続けユルい風がダラダラ出るだけらしい。衣類用の除湿機が欲しくなります。冷房の風は患者様に直接当たらないようにして寒冷刺激の誘発を防ぐのがミソ。ところが風量・風向の調節コレに無頓着な職員が多いがイマイチ使えないのが困りものです。もっと弱い風を天井に張り付くように出せれば室温の調節は楽のですが。止めると暑く、動かすと寒くなる、といったちょっと面倒な状況では設定温度をわざと上げて送風状態にすることもあります「だったら送風にすれば?」と言われそうだが、運転モードはナースステーション内の親機で一括管理しているためで、病室は患者様の様態・感覚に合わせてそれぞれ個別に調節したい。コレは高温・低湿な今頃の季節に有効です…職員が暑いのは百も承知。

当院のエアコンは安物で故障が多発することから、よく扇風機が出動する騒ぎがあります今年はまだ少ないほうかなァ。先日も昨年新設した隣の病棟にあるサーバー室のエアコンが故障、コンピューターからの熱気でフロアが温室になったことがありました。私のいる病棟は一日中日が当たるガラス張りの階段吹き抜けから来る熱気にいつも悩まされています。サッシは隙間だらけ、カーテンの選択も不適切で閉めれば病室は真っ暗フィルムの現像でもするんか?

今夏は更に新たな問題が発生しました。クールビズが流行っているからかどうかは知りませんが、経営会議あたり邪推から「エアコンの設定温度を上げろ」とのお達しが出ました。病院も商売でやっている手前主旨に異論はありませんし、外はもっと暑い。前述の隙間や階段のことを考えれば少々設定温度を上げたところで…止まったきり動かないんですねェ、コレが!事務は「環境委員会」なるものを組織もはやゲシュタポ、午後になると腕章をつけて各所のエアコンの設定温度をチェックして廻るのです。ここで注意したいのは奴等がエアコン操作盤上の設定温度の数字しか見ない点。室温が実際に何度か、それによって病室・病棟で何がおきているかには一切目を向けません。まして設定温度如何で電力消費量がどうなったかなど、現場には全く知らされていません。成果が明らかにされていない以上、現時点においてはいたずらに身内をなじるだけのシステムです。どうしても使い続けなければならない「現実」がそこここにある以上、電力消費量を決定付けるのは何と言っても電源回路のグレード。イニシャルコストとランニングコストの区別がつかない人に給料計算など任せられません。だいいち修理代幾らかかってんだ?

現場職員にもイエスマンはいますし、事務からコヅかれて更に使用を制限されたのではたまりませんので午後になると暑くなるのは承知で設定温度を上げます。そして私が日勤で且つ入浴担当でなければその事務が通った後を追いかけて行って「元に」戻します。あくまでも患者様が快適であるかが根本。寝たきり患者様であれば熱くなったり冷たくなったりしていないか、発汗の程度も同時にチェックを入れます。

業者さんがメンテナンスに来る前にフィルター掃除したいなぁ。

(本記事はYahoo!掲示板「看護助手やってる人いますか?」へ私が投稿した内容をもとに再構成したものです)

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2006年9月18日 (月)

危機管理産業展2006

案内は早く、JFEC社長のブログ(近々閉鎖だそうで)でも既に5月にはリンクがありました。「ここでもそろそろ書こうかなぁ」というわけで。

昨年行きましたが、面白いです。窓ガラスの飛散防止フィルムから防災・防犯システム、はたまた兵器の半歩手前!に至るまでありとあらゆる「もしもへの備え」が集約された展示会です。ライトを見るだけでも十分楽しめますよっ。平日開催ゆえ誰でも、というワケにはいかないのが少々難あり、ではありますが…私も休日申請をしました。通ればいいなぁ~。

集え、ライトマニア!

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2006年9月15日 (金)

CATEYE SL-LD200-F

また小ネタです。

Mini_sdY!板に書きそびれてしまいおっかしぃ~なぁ~、8月初旬にケータイからトバしたのになぁ~UPすべき時機を逸してしまった感がありますが、新製品情報ラッシュの中、どうしても死蔵にはしたくありませんでしたので…本記事を下書きしていたのは6月末のことでした。

6月初旬のこと、行きつけのショップで入荷したてを買いました。

第1印象は「この大きさでオービス用レーダーを作ったら自動二輪でウケそう」。本体下面に砲弾型のバルジがある画像の角度からは見えないのを見て思わず「Ni-MHか?」よぉ~く見たら基盤の隙間から電解?コンデンサーが見えました。クリアパネルと本体の継ぎ目に接着剤を拭いた跡があり、シンナーで樹脂が傷んで(溶けて)いました、イタダケマセンナァ。重量は38g(実測、クランプバンドSP-5込・スペーサー別、うち本体28g)、コイン電池を使う機種を除けば5mmΦLED1発を点けるマーカーライトとしてはかなり軽いと言えます。

私は手回し発電ライトのイメージでちょっと光を当てれば動作チェックぐらいは出来るだろう(ショップに行ったのが夜だった)と思っていましたが、それは勘違いで、取説にもあるように最初はしっかり、昼間2時間の充電が必要でした。懐中電灯の光を当てること10分…点きません。帰宅後投光機の光を浴びせること1時間…点きません。仕方なく翌日屋外で1時間余り…やっと点きました。点灯までにコレほどヤキモキさせられたライトは初めてです、というより、結果欲しさにしなくてもいい努力に走るあたり、私もビンボー人ですね。

外見上光センサーがどれかは判りません。昼間の室内や取り付け道路ガード下の暗さでも作動しますが、私は日没前でも雲がかかって光線状態がフラットになると交通事故がおきやすい魔の時間帯すぐにマーカーライトを点けたいので、本機の応答性には不満です。ヲイッ、今点かずしていつ点くのよッ!振動センサーは基盤の裏?「コツン」には反応するものの「ユッサユッサ」ではなかなか点きません。

電源の特性なのでしょうか、どうしようもなく暗いです。同社のHL-EL120やSmart BL-183Ⅲの光に慣れた目には不安さえ覚えます。クリアパネル同社では「レンズ」と呼んでいるの効果か、一応壁面照射をするとビームシェイプはなんとなく横長になりますが、砲弾型LEDの素のパターンから上下を切って正面~横方向だけを残したようにも見えます。斜前方~側面からは点いているのが辛うじて判る程度。この暗さじゃぁネェ、以前Y!板で書いた「5LEDにパワーUP云々」など先の話ですね。画像中猫マークに付いている黒丸は学校でよく見かける事務用マークシールで、走行中LEDの光がヤカマシかったため貼ったものです。

さて、注目のブラケットです。CATEYEはクイックシュー・#544-1050を省略、バンドと本体を共締めする方式に変えてきました。クランプ・バンドのインジェクションも変更され、ネジを受けるナットはライト本体側、したがってバンドは菊座の付いたバカ穴のみとなり、型番は一緒でも従来のクイックシュー群との互換性はありません。「ってェことは」思っていたら…HL-EL130TL-LD130-F/RTL-LD270-F/Rで新型ユニバーサル・バンド「Flex-Tight(SP-10)」を採用しているのを見て「やっぱりな」。パイプ径に合わせてクランプ・バンドをあらためて単品注文するケースはそうそうあるものではなく想像。それでなくても仕様の異なる同一型番クランプ・バンドが並存することは考えにくい、遠くない時期に幾つかの機種は絶版になるのでは?CATEYEも不良在庫を抱え込みたくなかったのかは想像でしかありません。

てなわけで本機をハンドルバー等から外すにはドライバーが必要です。私はほとんどの場合暗い時間に自転車に乗り、且つ日陰に停めますので、できればブラケットからの着脱を容易にして本機だけはいつも明るいところに置けるようにして欲しいものです。だからパーツの互換性って重要なのですよっ。

(本記事はYahoo!掲示板「★☆★闇夜を照らすライト★☆★」へ私が投稿した、筈だった内容に加筆・修正したものです)

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2006年9月11日 (月)

最近、単三“型”電池1本のLEDライトが熱い、けど…SANYO LK-K306Aの巻

スミマセン、タイトルパクりました…blogを開設次第手を付けたかったのが本機

不幸にも本機を買ってしまった貴方、本機のブラケットにGENTOS GT-10AA(Luxeon Ⅰ)が改造なしで取り付けられます。

集光レンズがドーノ、と言っても所詮は5mmΦLED1発、地ベタなど照らせません。兄弟機種・LK-K307Aには点滅機能が付きましたが、斜前方~側面からは光が目立たないのは一緒で、マーカーライトとして使うにも不安があります。これを点けていて事故っても言い訳など出来ません。 「ライトを点けて安全走行(パッケージより)」にならないじゃないの!

…てなわけで自転車のことは一切忘れ「これは懐中電灯である」としてしまえば「まぁ、使い方次第か」と言ったところでしょうか。
「アウトドアにも最適」とパッケージにあるように、ボディーはローレットの付いた完全な筒型、電源を単3乾電池1本で済ませることで小型化、ランヤード・リングと間欠点灯用プッシュ・スイッチを有し、自転車への取り付けはブラケットの機能に依存、そのブラケットもこれ見よがしのクイック・レバー付き、と明らかに自転車「を降りてから」の使用を意識した跡がそこここに見て取れます。 全長105.3mm(最短)・ヘッド径25.9mmΦ・ボディー径19mmΦ・重量96g(電池・ブラケット込、スペーサー別、いずれも実測)。

「※キャップおよびヘッドを一定以上ゆるめた状態で使用すると脱落することがありますので、ご注意ください。(同)」ヘッドを回すことでフォーカス調節が出来ますが、リフレクター集光のソレほど効果は明瞭なものではありません。手元で使うにはスポットがきついのでワイド側へ振るとただでさえ暗いのがますます暗くなるうえ、色のにじみがひどくなるので有効に活かせません。

Mini_sd_010スイッチはテール・キャップを締めきったところで連続点灯、そこから緩めて消灯したところでプッシュ・スイッチを押すことで間欠点灯ですが、スイッチにクリック感が無く、ローレットがあるくせにボディーがツルツル滑るのでやりにくいのなんの…そこでインチキ・テク。テールキャップを連続点灯の一歩手前まで締めたところでボディーを折り曲げるようにテールキャップをコジると間欠点灯(画像)。これならほとんど滑りません。LK-K307Aはスイッチがヘッド側面に移設されましたが、そりゃ当然でしょう。

ボディー外径が19mmΦのためブラケットも本機およびLK-K307A専用品です。どうして前作・LK-K304AやMINI MAG AAに揃えなかったのでしょうか。ハンドルバーに取り付けるクランプバンドのネジはツマミ式で、トルクが不足しがちです。

(本記事は「CHARIC」・Yahoo!掲示板「★☆★闇夜を照らすライト★☆★」に私が投稿した内容に加筆・修正したものです)

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2006年9月 9日 (土)

部分月食

時節柄取り上げたいネタはいろいろありますが、まずはコレ

8月某日、例によって例のごとく月末ギリギリになってあがってきたM介護主任、勤務表の作成は婦長業務だゼ、やらされてんじゃないよッ!!9月度勤務表を見て「げッ、早番(07時就業)!?寝る時間無いじゃん!!」遅くとも就業1時間前には職場入りする(もちろん緊急出動に対応するため。患者様の容態急変は朝に集中しやすい)私は瞬時に予想睡眠時間を逆算、慄然としました。週間天気予報は台風がドーノ、前線がドーノ、と芳しくなく「こりゃダメダナァ」。

「う~ん、雲がポヤポヤ出てるけど、望遠鏡出そうかなぁ、部分月食なんて双眼鏡レベルだけど」ライト系サイトの常連さん達が寄せて下さったblog開設祝いのコメントを一通り読んだ(この時点でかなり以上の夜更かし)後、ノソノソと物置へ。ホコリだらけの8cm屈赤をテキトーにセッティング(大雑把にレベルを出しただけ。極軸はいつも目見当)、とりあえず見えればいいのでK25mm(一応SMC PENTAX、24.5mmΦのアレだ)を突っ込んだところで寝床へもぐりこみました。

「あっ、いけない!」ケータイの目覚ましで飛び起きると04時12分、食最大は過ぎた!後、既に天文薄明も始まって…まァ、いつもこんな調子です。外へ出てみるとシッカリ見えているではありませんか。部分とはいえ月食を観るのは久しぶり、約20分間に渡りもとの満月に戻っていく様を眺めることが出来ました。透明度がイマイチで月はベタッと黄色、本影による色の変化は判りませんでした。

「さて出勤だ」東天が白んでいく中望遠鏡を片付け、天文元(爆)少年は自転車ライトマニアへ戻っていったのでありました。

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2006年9月 7日 (木)

ごあいさつ(長い長いイイワケを)

皆様こん○○は、alaris540です。

「Yahoo!掲示板に書き散らしたタワ言を一元化できないか」「ジャンルをあまり限定せず道具・デザインの話を書きたい」…ここ約1年余りそんなことをボンヤリ考えておりました、「いずれは」ぐらいに。ところがソレをどうしても「取り急ぎ」に切り換えざるを得なくなりました。

去る3月、○○graphic driverとやらがOn-lineでインストールされて以来IEが落ちるトラブルが頻発、原因が解らぬままモタモタしているうちにYahoo!そのものに繋げなくなってしまいました…「★☆★闇夜を照らすライト★☆★」を観て、カキコして下さった皆様、本当に御免なさい!単一の、極めてマニアックなテーマであるにも拘わらずRSSを含めて個人HP7件にもリンクされた同トピは希有な存在だったと言えます。またそれ故に忸怩たる思いでいっぱいです。そしてG3様、お心遣い真に有難う御座いました。

コンボドライバーの交換もあったため修理代は高くついてしまいました(痛)。プロバイダーのスタートガイドにモデム・無線LANの設定、セキュリティソフトの再インストール…私はこういうのが大の苦手で、各ユーザーサポート・センターに電話をかけまくりました。

ともあれweb版はらひれWORKSHOP、本日開業です。

おしながきを。
・【続】闇夜を照らすライト
これがなければ始まりません。一応自転車用ライトが中心ですが、自転車カテのトピではなくなりましたので縛りを緩め間口を広げるつもりです。一部の記事は下書き(未発表含)が残っていますので再掲します…乞う御期待?

・路肩上の変質車
自転車及び自転車通勤にまつわるEt ceteraを書きます。自転車環境問題については疋田氏の掲示板に詳しいので本blogは飽くまで道具・デザインのの角度から、なるべく重複は避けるつもりです、たぶん。タイトルは小林源文「街道上の怪物」のモジリ。

・FPA(S) Lab.
これで「周極星(団)研究所」と読みます(アルファベットはコジツケ)。星の話はこちら。

・はらひれWORKSHOP
本blogのメインカテ。日頃、仕事ついでにやっている紙を中心としたインチキ工作とその道具・その他製品デザイン等々について書きますが、決して高尚な内容にはなりません、御安心を。そのうち何かできたら公開(そして後悔!?)できるかも。

・squadra FPA(S)
ライトよりも自転車よりも、はたまた星よりも趣味歴の長いのが飛行機見物。更新頻度は極めて低くなることでしょうが、気が向いたらこれも取り上げてみようかなぁ、と思います。イタリア語なのは目の前に同名のサドルがありましたので。

・療養病棟より「i」を込めて
私の仕事である介護のこともチョコッと。Yahoo!掲示板「看護助手やってる人いますか?」にカキコした独り言の再掲も考えております。「i」の由来はまた後日。名称変更しました

「B型は文章が書けませェ~ん(三好春樹)」…いきなり仕事を溜め込んでしまったような気分です(普段の仕事もこんな調子)が、意地と度胸と無責任の続く限り突き進む所存でありますので、よろしければお付き合い、御指導・御鞭撻の程お願い申し上げます。

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