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2006年9月15日 (金)

CATEYE SL-LD200-F

また小ネタです。

Mini_sdY!板に書きそびれてしまいおっかしぃ~なぁ~、8月初旬にケータイからトバしたのになぁ~UPすべき時機を逸してしまった感がありますが、新製品情報ラッシュの中、どうしても死蔵にはしたくありませんでしたので…本記事を下書きしていたのは6月末のことでした。

6月初旬のこと、行きつけのショップで入荷したてを買いました。

第1印象は「この大きさでオービス用レーダーを作ったら自動二輪でウケそう」。本体下面に砲弾型のバルジがある画像の角度からは見えないのを見て思わず「Ni-MHか?」よぉ~く見たら基盤の隙間から電解?コンデンサーが見えました。クリアパネルと本体の継ぎ目に接着剤を拭いた跡があり、シンナーで樹脂が傷んで(溶けて)いました、イタダケマセンナァ。重量は38g(実測、クランプバンドSP-5込・スペーサー別、うち本体28g)、コイン電池を使う機種を除けば5mmΦLED1発を点けるマーカーライトとしてはかなり軽いと言えます。

私は手回し発電ライトのイメージでちょっと光を当てれば動作チェックぐらいは出来るだろう(ショップに行ったのが夜だった)と思っていましたが、それは勘違いで、取説にもあるように最初はしっかり、昼間2時間の充電が必要でした。懐中電灯の光を当てること10分…点きません。帰宅後投光機の光を浴びせること1時間…点きません。仕方なく翌日屋外で1時間余り…やっと点きました。点灯までにコレほどヤキモキさせられたライトは初めてです、というより、結果欲しさにしなくてもいい努力に走るあたり、私もビンボー人ですね。

外見上光センサーがどれかは判りません。昼間の室内や取り付け道路ガード下の暗さでも作動しますが、私は日没前でも雲がかかって光線状態がフラットになると交通事故がおきやすい魔の時間帯すぐにマーカーライトを点けたいので、本機の応答性には不満です。ヲイッ、今点かずしていつ点くのよッ!振動センサーは基盤の裏?「コツン」には反応するものの「ユッサユッサ」ではなかなか点きません。

電源の特性なのでしょうか、どうしようもなく暗いです。同社のHL-EL120やSmart BL-183Ⅲの光に慣れた目には不安さえ覚えます。クリアパネル同社では「レンズ」と呼んでいるの効果か、一応壁面照射をするとビームシェイプはなんとなく横長になりますが、砲弾型LEDの素のパターンから上下を切って正面~横方向だけを残したようにも見えます。斜前方~側面からは点いているのが辛うじて判る程度。この暗さじゃぁネェ、以前Y!板で書いた「5LEDにパワーUP云々」など先の話ですね。画像中猫マークに付いている黒丸は学校でよく見かける事務用マークシールで、走行中LEDの光がヤカマシかったため貼ったものです。

さて、注目のブラケットです。CATEYEはクイックシュー・#544-1050を省略、バンドと本体を共締めする方式に変えてきました。クランプ・バンドのインジェクションも変更され、ネジを受けるナットはライト本体側、したがってバンドは菊座の付いたバカ穴のみとなり、型番は一緒でも従来のクイックシュー群との互換性はありません。「ってェことは」思っていたら…HL-EL130TL-LD130-F/RTL-LD270-F/Rで新型ユニバーサル・バンド「Flex-Tight(SP-10)」を採用しているのを見て「やっぱりな」。パイプ径に合わせてクランプ・バンドをあらためて単品注文するケースはそうそうあるものではなく想像。それでなくても仕様の異なる同一型番クランプ・バンドが並存することは考えにくい、遠くない時期に幾つかの機種は絶版になるのでは?CATEYEも不良在庫を抱え込みたくなかったのかは想像でしかありません。

てなわけで本機をハンドルバー等から外すにはドライバーが必要です。私はほとんどの場合暗い時間に自転車に乗り、且つ日陰に停めますので、できればブラケットからの着脱を容易にして本機だけはいつも明るいところに置けるようにして欲しいものです。だからパーツの互換性って重要なのですよっ。

(本記事はYahoo!掲示板「★☆★闇夜を照らすライト★☆★」へ私が投稿した、筈だった内容に加筆・修正したものです)

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【続】闇夜を照らすライト」カテゴリの記事

コメント

駐輪は日向に、ってことでしょうか。屋根付き駐輪場ではダメですね。それ以前に、ライトが盗られないように、駐輪時は外して持って行くのですが。
目の付け所がcateye

投稿: G3 | 2006年9月18日 (月) 11:05

記事作成にあたり盗難対策に関する一節はハショッてしまいました。本機はコストダウンのために大事な部分を忘れてしまった感があります。

昨年の展示会ではよく見ていなかったためブラケットとの関係がどうなっているか知りませんでしたが、クリップなどで着脱できるようにしておけばデイバッグのストラップに引っ掛けておくことも出来たわけで、この辺り「設計者が自転車に乗ってないな」と思わずにいられません。

投稿: alaris540 | 2006年9月18日 (月) 17:20

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