島田からはじまる宇宙の旅
《期間限定カキコ》元防衛大臣・石破の新政権を世界がどう見ているか、だと1人勝手に思っているところ。
去る13日、静岡県島田市の島田市博物館で開催中の第95回企画展「島田からはじまる宇宙の旅 -清水真一の見た宙-」を覗いてきました道は非常に判り易く、夜勤明けの私でも迷わず行けた。
今年11月、清水真一氏がアマチュア天文家ながら、1937年に彗星の再発見に成功したダニエル彗星が地球に最接近します。ダニエル彗星は、アメリカの天文学者が1909年に発見した太陽系の周期彗星で、28年間観測されず清水氏が再検出しました。 天文学のみではなく、写真技術・文学・書・漢詩・漢文など様々な文化に関心を寄せた清水氏は、戦前・戦中・戦後の混乱期の星空に何を見ていたのでしょうか。地元の文化活動に参画しながら、私設天文台や市民天文台を設置しました。清水氏の功績を検証しつつ、JAXA及び国立天文台協力のもと、近年の宇宙開発についての研究もご紹介します。地球の誕生やそこに息づく生命の由来を紐解く探求が、我々の意識や価値観を変えてゆき、社会そのものを変容させる力を秘めています。私たち人類の過去と今、そして未来に思いを馳せながら、日常から離れ夜空を見上げてみませんか開催案内より。
氏が用いた望遠鏡、東京天文台にも寄贈された!という写真乾板、学会誌「天界」への寄稿、海外文献、幅広い交流録…アマチュア天文の、つい先だってまでそこに在った氏の他界はハレー彗星が去った1986年初夏歴史が文字通り綺羅星の如く散りばめられ、小規模ながらじっくりと見入ってしまいました思わず図録を買ってしまった。氏は天体観測から離れた理由の1つに地域の光害を挙げていたそうで、所謂高度経済成長以前から問題が顕在化していたことが窺えます。近年の宇宙研/JAXAの展示は「あの頃があったから今がある」答え合わせみたいなもの。また静岡のベテランアマチュア天文家の紹介も、池谷さんには是非長生きして欲しいものです。
12月15日まで、近隣の方は御見逃しなく。
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